2011-5-15 16:12
こんな夜に君は今何思うの?
ちなみに俺は後輩の女の子を
ちょっと家まで送ってきた帰りだよ
あの子たぶん俺に気があると思うなぁ
P.S.... P.S....
あら、それはどうもお疲れ様でした
あなた下心が笑い方にモロに出るの
だから次のチャンスがあれば気をつけなさいね
あっ、そうだ ちなみに私は今日告白されたの
笑ったってどこか悲しくて 怒ったってどこか切なくて
きっといつもどっかに君がいる
(遠恋/RADWIMPS)
遠恋どころか、
『恋』もしてないけれど。
ふと、この歌が頭を過ぎった。
昨日の先輩後輩も交えた飲み会。
ある先輩が「誰かいいなって思う先輩いないの?」とか聞いて。
要はタイプの異性は誰、って話で。
聞かれた後輩は、私の名を呼んだ。
…まさか呼ばれるなんて思ってなかったから驚いて。本当に驚いて。
確かにその後輩は可愛いし、楽しい。そして彼も「好きな人」を答えたわけじゃない。
だからみんなの前で言ってもどうってことないわけで。
ただの飲み会の話題の一環なわけで。
――でも、
その場にはアナタもいて。
嫉妬するなんて思っちゃいないし、してほしいわけじゃないけれど。
どうしてかな。
「アナタはどう思ったんだろう?」
そんなことが頭を過ぎるんだ。
先輩にアナタとの関係を問い詰められたときも、
後輩の前でアナタとの関係を匂わす発言をされたときも、
「何でもない」というような態度を取ったけれど。
ホントはね、アナタとの関係を捨てきれてないの。
アナタが私を避け続けて、
私がそんなアナタに悩む限り、
この関係は切れないのでしょうね。
腐れ縁、とでも呼びましょうか?
――先輩、私は何も頑張っちゃいないです。
頑張る勇気が、ないんです。
どんな関係でも、「切れる」ことが怖くて。
とことん臆病者なんです、私は。
それが、苦しいのだけれど。