保くんを好きになりそうな自分もいる。
陸くんの時も、ひょっとして…なんて思ったら、そこから先なんてそれこそあっという間だったし。

よくよく考えたら、保くんって私の理想に近いんですよね笑
短髪が似合う、体型は細めだけどがっしり系で、声は低め。

陸くんだって短髪にしてくれてたし、似合ってたけど、私がそっちの方が好きだったからしてくれてただけ。
がっしりしてないわけじゃないけど、ちょっと撫で肩タイプ。
声も私が好きだと思う高さより、ちょっと高めだった。

まだ陸くんを忘れてないけど、少しずつ保くんの存在が濃くなっていってるのも事実。
もはや思い出にしかいない陸くんと違うって、保くんは私の現在にいる。

怖いのもある。
あんなにも好きだったのに、すっごく好きだったのに、そうでなくなってきた自分が。


そんな今日この頃を過ごしていたら、保くんが珍しくお昼から夕方までのシフトでした。
18時に上がるとき。

「じゃあ、これから授業に行ってきます
「あ、そっか。そういえば先週、そう言ってたね」

頑張ってねって送り出したけど、「いってらっしゃい」がよかったのかしら?