2日目つづき

宮殿の庭のような広大な敷地の公園にぽつぽつと点在するドクメンタの会場(というより一軒家)を地図も見ずに回り、どこかに座り込みたい気持ちでいっぱいになりながら果てしなく歩き回っていました。途中ほんとに公園(遊具がある)みたいなところに着いて休憩したりしてました。
見たことのない遊具とかがあって乗ってみたかったものの、いっしょにいた友人に止められました。

それからまたぽつぽつと点在する展示を見たのち、前日に訪れたスーパー(CITY POINT)に夜ごはんを買いに行ったところ(18時すぎ)日曜日のため営業時間が18時までで入れませんでした。
うわ〜って気持ちと呼応していきなりの大雨も降ってきました、カサが役目を果たしてくれないくらいの。
再びうわ〜ってなってたらスーパーの近くのエリアにまさかのドクメンタの会場を発見して雨宿りがてらに入りました。
映画館みたいなホールになっててほとんど貸し切り状態みたいななか、同じ映像がエンドレスで上映されてた。15分かそこらで見終えた後には雨も上がってよかったな〜な感じで前日にも訪れた教会の敷地を通り抜けて帰ろうとしたら再びドクメンタ会場を発見(なんか行列できてた)
ひまだったので並んで(約20分)ようやく入れたものの、なに、これだけ?みたいな物足りなさを感じました、並んだだけに。

ホテルに帰って前日に買ったワッフルやチョコレート、機内でもらったクラッカーやナッツといったドイツに来といてむなしい夕食をとりました。
そのうち朝一ではぐれた友人たちがケバブを片手に帰ってきて、効率よく回ったその充実っぷりを聞いていると我々の行き当たりばったりさが身にしみました。
それから早々と眠りました。





 8月27日(ドイツ3日目)

昨夜の夕食がアレだったもんで、朝ごはんの簡単極まりないバイキングをものすごく楽しみにして(少なくともわたしは)朝を迎えました。

行く場所が違うので昨日と同じように2人2人にわかれての出発(本日もドクメンタ)
昨日の行き当たりばったりを正すべく、行ったところには地図に印をつけ、どこを攻めるかを検討するあたりまえともいうべき事をしてからの出発。

まず最初にグリム博物館へ、
ここもドクメンタの期間中は展示室の一部がドクメンタの展示で、あとは従来の展示でした。建物からしてメルヘン漂ってました。

次にグリム博物館の真ん前にある西洋美術館(だけどホワイトキューブ)っぽいところへ行きました。ここもグリム同様ドクメンタの期間中は一部の展示室がドクメンタの展示になってました。
もともとが美術館なので全く違和感なしだけど(グリムもそんな違和感なかった)
あと会場2個目にして既に足が限界きとりました。ジュークボックスが鳴り響く展示室で休憩とかしてました。



目玉展示的な、
なんの雑誌かは忘れましたが、何年(何十年?)分の記事を切り取ったものが軽く10mくらいのスポンジの土台にひたすら刺さってます。作業風景想像しちゃう。

それから昨日と同じ店に行って違う種類のホットドッグをたべました。雨が降ってなかったことも加えて最高でした。明日も来ようかなんて言ってるくらい(お店のお姉さんも覚えててくれた素振り)

その後メイン会場の付近へ戻ってきて(警官がセグウェイ乗ってた)その近くにあるotttoneum(読めん)へと行きました。ここも普段の展示兼ドクメンタ会場でした。

もともとが博物館らしくって恐竜とかマンモスとかがいた。縦に細長い巣箱に蜂がぎっしり入ってるのが見た目すごかった、細いパイプが伸びて窓に通じて自由に出入りできる感じがよい。
ドクメンタの展示も自然系だったから(木の標本がその種類の木だったり)すごい馴染み様でした。

その後バスに乗ったわけですが、見ていた地図にはドクメンタの会場とカッセルのおすすめスポット的な場所が描かれてあって、そのおすすめスポットも会場の一部だという誤った見方を2人ともしていたわけです。
そんなこととも知らずに何でここはバス走ってくれないんだろな〜なんて言いながら地図の端っこ部分に描かれている数々の場所に行こうとしていたわけです。
バスを途中で降りてから、その場所までにはなかなかの距離があり、トラム(路面電車)を乗ったら楽なもののトラムの料金事情が全くわからなかったため地図を睨みながら歩いて行ってみることにしました。

唐突ですがつづきます



話題:海外旅行