手直しとかしてたら予想以上に時間がかかった…うーん
一昨日相棒の映画を見に行ってきた。公開初日なのでかなり混雑すると予測していたけど思いの外大したこと無くて肩透かし喰らった気分(´・ω・)
むしろクリスマス前日という事もあってか映画館以外の施設の混み方が半端じゃなかったというw
渋滞喰らったり駐車場が満杯で探し回っているうちに上映時間に行くことが出来ず2時間待つはめにorz
とりあえず映画本編の感想としてストーリーは劇場版一作目と比べてしっかりしてたからそこは良かった。
ストーリーは大雑把に言うと警察庁の過去の事件を特命係が暴こうとするもので普段の放送でも割とありがちな内容。映画版というだけあって銃撃シーン・爆撃シーン・空撮・ワイヤーアクションと動きは多かった。
ただワイヤーアクションはちょっと無理やりだったかなーと思った。確かに犯人の顔写真を手に入れるにはこの方法しか無いんだけど…なんだかなあ。いや、私はあのシーン好きでしたけどw
しかし銃撃シーンに爆撃シーン、ワイヤーアクションってどっちかと言うとハリウッド映画だよな…これでキスシーンとかがあったらもろハリウッド映画だわw
今回は大河内の出番が非常に多かった。しかし捜査一課の出番は前回と比較してかなり控え目だった。
前回の劇場版で伊丹がボート運転するシーンとか結構好きだったから今回も何かやって欲しかった。
亀山が相棒だった頃は伊丹ら捜査一課の出番が多かったけど、神戸だと捜査一課との関連が薄いから絡ませにくかったんだろうと思う
キャッチフレーズの「貴方の正義を問う」は小野田->右京の他に神戸->大河内の問いかけでもあったんだと感じた。
予告では官房長が右京に対して正義について問いただすシーンがあったけど後者の問いかけは作中でぽっと出だったから見事に意表を突かれた。
大河内が運転してる車の前に飛び出して問いただすシーンは神戸らしくなかったけど個人的にお互いの理念をぶつけ合うシーンは好きだし大河内と神戸のやり取りだけでもお腹いっぱいでした。
神戸とは友人だけど監査官という立場上組織寄りになるのは仕方がないし、神戸からしてみれば無理やり事件を闇に葬ろうとしたのを許したくなかったんだろうな。それが友人なら尚更な訳で
最もこれを友人優先にしたら大問題だろうけどもw
神戸が相棒ならではの大河内との描き方というか亀山と大河内じゃあせいぜい特命係の一員と監査官の関係でしかないわけだし、一歩踏み込んで書くのは難しかったんだと思う。余談ですがピルイーターは大河内のデレ期だと思ってる(殴
キャッチフレーズにしろテーマにしろ、それが作中で反映されていて視聴者に色々と考えさせるのはどんな作品でも大事な要素だと思ってる。ストーリーが破綻していたりメインテーマと矛盾したりするとその作品が伝えたかったものは何?となるわけだし。
前回の映画はそれがあまり無かったというか爆弾騒ぎによるパニックもの+国家問題->実は動機はしょぼかったで結構萎えた。
パニック映画ものは結構好きだけどあまりにも中身がスッカスカだと萎えるものもある訳で…パニックをメインテーマとしてそれに力を入れて作っているのであれば面白いんだろうけどもねー。
例によって小ネタを
・振り込み詐欺の注意喚起ポスターを警視庁のATMに貼る陣川くん
・劇場版でも「暇か?」の課長
・大河内と神戸二人でシャワー。別段嬉しくはない
・警視庁篭城事件の指揮官中曽根のダメっぷり。特命への嫌がらせは忘れない
・回転寿司のお皿を戻さない官房長。レベルアップしたけど…したけど…!
さて、最後になったけど官房長について書きます。
輿水が脚本に入っている、予告シーンで右京の「官房長おおおおっ!」という絶叫、大量のスーツ職員が見送るシーン、season9で一度も官房長が出ないといった事からある程度予測は出来ていた。
出来てきたけど余りにも呆気無い幕切れだった。スタッフクレジットの終わりの始まりのオケ版が喪失感を余計加速させたというか
絶対的な正義がこの世にあると思ってる?という問い掛けは右京の真実を暴こうとする信念に釘を打つ行為でもあるし、右京との関係を壊したくなかったのかもしれない。
死に際の殺されるのはお前だと思ってたという意味合いの台詞も小野田が認めた人だからこそ言ったんじゃないかと思ってる。
官房長が出た話で一番印象に残っていたのがseason5のサザンカの咲く頃だった。あれ見てどんだけ黒い人間なんだよwと同時に勝てる人右京以外絶対居ないだろうと認識させられた。
右京を誘って食事に行くシーンとか好きだった。回転寿司のお皿を毎度毎度返したりお茶を手にこぼしたりそれに突っ込む右京とかに何度も笑わされた。
4日ほど前にseason1のDVD借りてきたんだけど、そのDVDにあった目撃者を見たら子ぼんのうならぬ孫ぼんのうで、回転寿司関連も含めて人間味があったりお茶目な部分もあるんだなと言うのがわかった。そういうのもあって余計好きになったというか愛着が湧いたというかね…
相棒にハマったのがここ最近の新参だからこれ以上は書いちゃいけないと思ってる。私より以前に見ている人は今回の幕切れは(ある程度予測できていたとしても)衝撃が大きいだろうし今後どうなるんだろうと不安なところもあるんだと思う(その証拠に映画終わったのに席立った人が誰もいなかった)
だから官房長に関する事はこれだけ。というか稚拙な文章表現しか出来ないんでこれ以上上手く書けそうにないw
劇場版という外伝的な立ち位置の作品で官房長という古参で大きなキャラを失わせたのはある意味相棒の終焉を迎える予兆なのかもしれんね
うーん…いつも以上に長くなった気がする。そして文章全体が何かキモい
機会があれば二回目も観に行きたいですねぇ