大袈裟なタイトルで、スミマセン。
マラソン大会にでてきました。
ハーフマラソンのはずでしたが、6キロでリタイア。
焦りすぎてたような気がします。
昔、陸上部で、きつい練習を無理矢理やらされていた時の後遺症か。私は走るのが嫌いです。嫌で嫌でしょうがない。
会社の子と「駅伝部」を結成した時にはダイエットの目的で参加しましたが(今の会社に入って10キロ太りましたからね)走るのは相変わらず嫌いでした。
そして、いやいやながら練習し、いやいやながら大会にもでまくりましたが、やはり走るのはなかなか好きにはなれず。
「走るのが楽しい!」という仲間達から完全においていかれたような心境でした。
仲間達には、陸上経験者は一人もいません。みんな走るのは初めてとか久しぶりな方々。年齢層も様々。50代の方もいらっしゃいます!
そういったにわかランナーの方々よりも、私は遅いのです。ダントツ遅い。
それもなんだか嫌になる原因で。昔はさっさと走れただけに今の不甲斐なさが嫌で嫌で嫌で仕方がない。
そんな気持ちが煮詰まってしまった状態で参加した大会。
結果はボロボロ。
制限時間の厳しい大会で、歩くのも許されない状況で、ついに私は、最後尾という赤いゼッケンを着けたランナーと並走することに、、、、(T-T)
情けないやら悲しいやらで。
昔は先頭集団で走っていただけに余計にきつかったです。
まるで晒し者になったような気分でした。
沿道の皆さんも、最後尾の私を暖かく応援してくれました。最後尾ランナーのゼッケンを着けた方も「調子悪かったらバスがありますからね!」と何度も何度も声をかけてくれました。
それなのに、私はその状況を嬉しく思えなかったのです。
恥ずかしくて恥ずかしくてしょうがなかった。沿道の応援に対しても「そんな同情に満ちた応援はいらないよ」と反発さえ感じてしまったのです(最悪だ(T-T))。
だから、目標としていた5キロ地点にある新しく出来た橋をクリアしてから、6キロ地点でリタイアしました。
バスもパトカーも、私の後ろからずーーーーーーーーーーーーーーーーっとついてきている状態でしたからねー。
なんだかもういたたまれない気持ちでしたよ。多少歩いても、せめて10キロまでは走りたかったのですが、それも許されず、追いたてられるように走らされて、結局途中リタイア。
なんだかなーという感じです。
そのまま走り続けても第一関門の11,3キロで時間制限に引っかかりバスには収容されていたのですが、ね。
昔の栄光?を覚えているだけに、今の自分をなかなか認められない。本当はもっと速いはずなのに、仲間達よりずっと苦しい特訓をつんできたはずなのに、今は最後尾を走るのがやっとなんて。
惨めですねー。
でも意外に落ち込んではいないんですよ。
今はあくまでも趣味で走っているだけだから、リタイアしても死ぬわけではないですし。逆にどん底を味わったので、どこか開き直りもでてきました。
今は、走ることを好きになることから始めようかなと思っています。
なまじっか走ることに変なプライドを持っていたので、それが邪魔になっていたのですが、今はそれを取り去って、初心者としてウォーキングから練習を始めようと思ってます。
先をいく仲間達のことは気になりますが、基礎固めが大事なことは経験から知ってますしね!陸上経験者だというプライドは捨て、完全初心者、最後尾ランナーとして、一から出直したいと思ってます。
そのために、昨日はマラソン初心者のための練習方法という本も購入しました。
不思議なことにですね、それでもマラソンをやめようとか
駅伝部をやめようとかは思わないのですよ。
むしろこれからだなという気がしてます。