スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

【F/GO】花冠をキミに

「マーリン、あなたに」と、小さな手で差し出されたのは小さな白い花で編まれた花冠。
青い澄んだ瞳はきらきらとボクを見つめているから、苦渋の決断にちょっと時間を、と云っても一瞬のことだが、食ってしまった。
「アルトリア、折角だけどコレは受け取れないよ」
と、丁重に断りを入れると、思った通りにむくれ顔。
「なぜですか、マーリン。もしかしたら、よれよれだからですか?
それとも、ほかのおんなから、プレゼントをもらうと、ややこしいことになるからですか?それでしたら、わたしはだいじょうぶです。
だって、わたしはおんなではありませんから!」
それはちょっと失念していたけど、大事なのはソコじゃない。
「そうじゃないよ。ただ王様なんてボクのがらじゃないだろう」
と、いうのは建前で。
だって、キミも云ったろう。女の子じゃないって。
キミが花冠とはいえ、誰かに王冠を差し出すなんて、あってはならないことだ。
「だから、かわりにアルトリア。
これを編み直して首飾りにしてくれないか?」
「そうでした」
と、こくりと今はまだ弟子のキミは素直に頷いて。
「わたしとしたことが、しったいです。アナタにはたづなのほうがにあいますね」
うん、それで納得されるのも複雑なのだが。
まあ、いいか。
だって、ボクの王様。
キミが笑ってくれるなら、それで。

ーーーーーー 
ロリトリアとマーリン。
習作って、ことで多目に見てくらさい。

◇かるてっと、1話みました。

「感想ですか?そうですね。みかんつめつめゼリーが美味しそうですね。勿論、おこたでみかんはこの小さなミカンでよろしいかと思うのですが。

ミカン以外のことと云えば、唐揚げですかね。美味しそうでした。レモンに関しては両方とも試したいです。おいしさとカリっと感。半分ずつにすれば良いのではと思いました。

ただ、問題は量が少ないと思いませんか?あれでは一人分だと思いました。4人なら山盛りで欲しいところです。しかし、本当に美味しそうな唐揚げでしたね」

と、セイバーが云うから、エミヤのおうちの今日のゴハンは、特製唐揚げ。
勿論、半分だけレモンをたっぷりとかけて。

――――――――――
リハビリというか、なんというか。カルテット見てね!

【F/S−金】本日の金剣さん−3

「今日、うちに誰も居ないのだが、・・・来るか?」と冷たいヘビのような手を握り締め、アルトリアは微笑みを浮かべる。
勿論、ワナである。ストーカーの息の根を止めるに自分一人が頑張ってもダメだった。だが、兄は云ってくれた。
「水くさい、アルトリア。それとも、ボク達を見くびっているのかい?」
「そんな兄様。だが、これ以上、迷惑は・・・」
「アルトリア。可愛い妹。君にまとわりつく害虫を追っ払うのが、僕達の使命だって、どうして気が付かないんだ?な〜に、心配いらないよ。命は助けておくから。さあ、目にモノみせてくれようぞ」

アルトリアはもう一度、ギルガメッシュの手を握った、云うなればダメ押しで、逃さない為である。だが、アルトリアの思惑に気が付かないこの男は、そうかと、冷たく笑うと思っていた。
「やっとお前もツンデレから卒業したということか。良い、許す」と、意味不明のセリフを吐くと思っていた。
だが、実際は違っていた。驚いた。王の顔が紅色に染まった。彼の紅い瞳みたいに。それは酷く美しいもののように思えて、瞬間、少女の小さな小さな胸が軋む、はずもない。

兄弟全員と決闘し、ぼろぼろのボコボコにされる。このおぞましくストーカーには正当な報いで、自分が思い煩う謂われもない。が、夕日に向かっての帰り道、ほんの少しだけ二人きりで一緒に歩きたいと思ってしまった理由を少女は考えないことにした。

ましてや、兄たちにギタギタにされても、尚、立ち上がり、
「ふっ、今日の所は引き下がってやろう。だがな、アルトリア!忘れるでない!我は貴様のヨメだ!ワハハハ」と、迎えに来た駄犬に引きづられて帰っていった時、少しほっとしてしまったのも、絶対に気の迷いだからね。
―――――――――――――

本日の可愛いあのこは、「兄弟」「繋いだ手」「自宅」に関わる、「登場人物3人以上」のSSを10ツーイト以内で書きなさい。
円卓一族+我様は愛しいのお。

【F/S−金】本日の金剣さん−2

「この私に勝負を挑むとはいい度胸です。ギルガメッシュ。貴方の○チンではイカナイ所を見せてあげましょう。さあ、来なさい」
「はっはっは。後悔するなよ、セイバー」

――――――――そして、長い闘いの末、試合に勝って、勝負に負けた可愛い騎士王なのであった。


――――――――――――――――
#しなさんは「賭け事」をテーマに(しかしその語を使わずに)140字SSを書いてみましょう。
こちらもベタでごめんなさい<(_ _)>

【F/S−金】本日の金剣さん−1

「鮨を食いに行くぞ」
「いやです」はっきり否定したのに金髪の王は強引だ。
「遠慮はいらん。鮪は疲れが取れるぞ」
「ですから!」何故だろう。この男と居ると、つい身構えてしまう。騎士王には相応しくないそれ。

まあ、でも、
「誰が遠慮をなぞするものですか。いただきます」するんですけどね。

―――――――――――――――

診断先生のお導きだと思うのだが、元ネタ忘れた。まあ、いいか。
前の記事へ 次の記事へ