下天の華 with 夢灯り「黒田 官兵衛」



●黒田 官兵衛/クロダ カンベエ(cv興津和幸さん)
羽柴軍の天才軍師。無口で何を考えているか分かりづらい。竹中半兵衛と仲が良く、皆からは2人をまとめて「両兵衛」と呼ばれている。
本編では登場せず、夢灯りでのみ登場。夢灯りでは二週目から攻略可能。










〜ネタバレ〜
●下天の華夢灯りエンド
本能寺の変から一ヶ月、主人公は見えない守り神として「安土の盾」と皆から呼ばれ、変わらずに信長たちを支えていた。
そんな時、秀吉が連れてきた黒田官兵衛と竹中半兵衛という男たち。2人は羽柴軍の天才軍師として名を馳せ「両兵衛」と呼ばれていた。
彼らが加わった安土に何か見えない黒い影がまた訪れる。動物が人に操られているかのごとく、信長の命を狙う事件が何度も起きたのだ。これが普通の人間ではなく、忍びの仕業であろうと、主人公や師匠は疑い始め、その犯人と官兵衛が繋がっていることに気づいた。
官兵衛は主人公に一目惚れをしたと何度も気持ちをぶつけてくれ、その真摯な言葉と、不器用ながらも優しく、人や友を想う心、そして強い志に惹かれ、主人公もまた彼を想い始めるが、忍びとの関係を疑い謎が深まってゆく。
そして官兵衛の方も、明智の姫である主人公が安土の盾なのではないかと疑っていた。
ついに官兵衛は主人公が安土の盾だということを暴くが、それを見ても彼は主人公を思う気持ちは変わらず、同じ態度で接してくれた。更に、主人公を信頼しているからと、獣を操っている犯人が竹中半兵衛だということを教えてくれた。
半兵衛は伊賀の抜け忍であり、秀吉を盲信しているが為に、勝手に秀吉に天下を取らせたく躍起になっているということ、だから信長を狙っているが秀吉自体はそれを望んでいないのでどうにかそれを気づかせたいという気持ちを教えてくれた。
半兵衛は盲信するあまり、この策が失敗に終われば自害する勢いだという覚悟を知り、官兵衛と主人公は結託し、半兵衛を止めることになる。
官兵衛は、昔自分を助けてくれた半兵衛が、本当は友思いだとわかっているからと策を立てる。皆の前で自らが獣を操った犯人だとわざと申し出、そして罰のために切腹をすると信長の前で言った。それを見て動揺する半兵衛だったが、ついに切腹の時間が訪れ、官兵衛は覚悟を決めた目をし、胸をはだけ、短刀を自らに向ける。それを見る半兵衛は自分のせいで官兵衛が死んでしまうのが耐えられず、半兵衛はカラスを操り切腹を止めた。
ついに全員の前で力を使った半兵衛。そのおかげで官兵衛は罪がなくなり、半兵衛は捕まった。しかし信長の寛大さから半兵衛は罪に問われず、これからも織田軍のために力を発揮せよと言われた。
その後、すぐに羽柴軍は戦に出なければならないために官兵衛と主人公は離れ離れになってしまうので、官兵衛はしばらく会えなくなる前に気持ちを伝えたいと、また熱い気持ちを主人公にぶつけてくれる。そして、毎日文を書くと言い、次に会う時にはこの気持ちの返事が欲しいと言ってくれた。
エンドロール後、一年が過ぎた日。何度も送られてきた文は主人公の心に恋心を灯す。けれど恋を知らない主人公は上手く言葉を紡げず、中々文を返せなかった。しかしそんな時、官兵衛と初めて会った時と同じように雨が降る城下町で、急に帰ってきた官兵衛が目の前に現れた。焦る主人公だったが相変わらずにまっすぐな官兵衛は答えが欲しいと言った。言葉にできないと言う主人公に、言葉はいらないと言い、抱きしめてくれる。そして主人公は言葉ではなく熱い抱擁を返し気持ちを伝えて終わる。


(下天の華 with 夢灯り 愛蔵版)



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