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マップでわくわく

さて、相も変わらず酔っているが夏は暑気払いと昔から決まっている。昔のヒトは偉かった。

先日久方ぶりに友人と会ってきた。別にあってもただ酒を飲むだけなのだが、これがまた皆酒豪ばかりなので会うときは心身ともに万全の調子にしないとこちらがつぶされてしまう。ちなみに僕の周りはなぜかというか当然というか酒豪ばかりである。彼らの前に立つと僕なんか肩身が狭くなる。その分態度は一番デカイのだが。

まあ会って酒でもとなると仕事の都合もあるので適当に時間と場所を決めるのは普通かと思うが、僕たちは待ち合わせの場所を決めるのに日本地図を使うのである。
適当に近い場所でなどと言って思い思いに場所を挙げていくのだが、大体片道3時間以内が目安となる。しかも正確なことは皆知らずに「じゃ、この町の駅周辺で適当に」などと言って集まってみれば10kmほど違っていたなんてのはざらである。
なぜかというと理由は簡単でみんな離れ離れになっているからで、もっと正確にいえば生まれも育ちもバラバラで一緒の地域にお互い住んだこともない。

それだけ違えば生活習慣から何もかも違うので、知らなかったことも教わって非常に新鮮で面白い。
例えば冬にラーメン食べようとすると春まで待ちましょうということになる。この「春まで」ってのが最初何を言っているのかさっぱりわからなかった。よく聞くと雪解けまでということで、一年中活動に支障のなく雪を見かけない僕にはカルチャーショックだった。
そのうち雪国の方はなんでもなく深雪の中行動できるが僕のほうが「雪解けまで待って」とお願いするようになった。
僕の車は2WDなので積雪を超えることが出来ないのである。

今どき季節で行動を決めるなんてって思うかもしれないが、現代社会においても天候を変えることは出来ないのである。だからいつも天気予報を見ることが習慣となった。
時代が進んでも出来ないこともあるものである。思い上がりにご用心。

それにちょっと酒飲んでラーメン食べるのに片道3時間で近場ってのは?うーん。やはり感覚とはおそろしい。

レコーディング

二日ほど前であったがレコーディングをしてきた。場所はいつもお世話になっているVooDooスタジオ。
毎度のことながらこの日だけは異様に緊張する。
1週間前から酒を控え体調管理に努めてきたがはたしていかなるか。
まあどんなに気をつけていてももともと弾ききるだけの実力が無くては単に演奏が下手なだけだとわかってしまうものだが・・・
前回までに思い知らされていたので、今回も現実を知ることが怖かったりする。
その代わり録れない時には「そんなもんだ」とあきらめることも覚えたので無駄に落ち込むこともなくなった。

さて今回は弾き語りである。アンプは一切使わずマイクのみの一発録りである。
各パート全部同時進行になるので、制作上気になる部分もあったらしいがあえて僕の意向でそうさせていただいた。
理由は簡単で僕が以前見たボブ・ディランのレコーディング風景の写真をまねしたかっただけである。
そう、僕はボブ・ディランにあこがれていたのだ(もちろん初期のレコーディング風景ね)

われながらずいぶんと無茶な高望みをしているが好きなものは好きなのである。
そんな僕の希望にいろいろと秘策をもってレコーディングしていただいたVooDooスタジオさん。
ありがとうございます。
しかも期日は一日しかないので片っ端から録れるものは録っていこうということになった。
もう録れないだの弾けないだの悩んでいるヒマは無いのである。
だから持ち曲のほとんどを録った。ずいぶんとお蔵入りしていた曲やもはや誰も知らないであろう曲もひたすらに録った。作った本人すら「どうやんだっけ?これ」なんてのばっかりである。

結果的にはレコーディングはこの日で終了として後はのんびりとミックスやら何やらをこれから行う予定である。

レコーディングは僕にとって昨年からの懸案事項だったのでやっと出来たという気分である。
まあもちろん下手くそであることを改めて突きつけられたので、これからもいろいろとやることは山積みである。

知久寿焼

 
なんと水戸にやってくるようですね。

元「たま」のボーカリスト。まあこれを読まれる方で多分知らない人はいないと思うけど、とにかくすごい人が来るんですね。
こんどの土曜日なので週末の予定のひとつに皆様入れてみてはいかがでしょうか。

チケットは水戸90EASTにて取り扱っているとのことです。

うまかっぺ

夕方仕事が終わり、弟と晩飯を食っていた。適当にテレビのチャンネルをいじってみる。ほんとはサッカーが見たかったがさすがに早すぎたので何かスポーツを探してみると巨人広島戦があった。
うちではあまり巨人戦は見ないのだが(野球はパ・リーグとうちでは昔から決まっている)たまにはいいだろうと見てみることにした。
だが何かが違う。よくみると屋根が無い。今日はひたちなか市民球場だということがわかった。
なんと! 地元ではないか。早速僕は一緒に見ていた弟を連れ出し(しかも運転させて)ひたちなか市民球場に行ってみたのだ。

もちろんチケットなんぞ持っていない。まっ、どうせあまった当日券の1枚くらいはあるんだろうと実に行き当たりばったりに向かってみたのだがなんと前売りにて完売。当日券は扱っていないとのことだった。
このまま帰るのも癪に障るので外野席あたりのフェンスによじ登ってやろうかとも思ったが、いい年こいてただ見でつかまるのもバカバカしいし結局球場のまわりをぐるっと歩いてみた。応援団の歓声やアナウンスがよく聞こえるので結構外からでも臨場感があるものだ。

さて帰る途中屋台が出ていたので帰るのがもったいな野郎二人は適当に買い食いしてみる。僕が買ったのはもちろんかき氷。最近無性に食べたくてしかたがなかったのだ。
それだけで充分満足したのだが、ほかに気になったのが「うまかっぺ包み」
イメージとしては春巻きが薄くなって三角形になったものだがこれが感動するほどうまい。
中の具がなんと納豆だったのだが全然臭みが無いしちょっと焦げているあたりが香ばしい。

結局くるまで1時間もかけて食べてきただけになったが、とてもうまかったので満足した一日だった。
ただ屋台なので当然次はいつ出会えるかがわからないのが残念である。
まさに一期一会。

写真は店の前でうまかっぺ包みを食べている僕の弟である

コロヨシ

漢字で書くと「頃良し」となるんだろう。
なんだか続けて「敵は本能寺にあり」とでも言ってしまいそうだ

これが先日読んでいた本のタイトル。作者は今僕がはまっている三崎亜紀さん。
知っている人がいれば嬉しいが「となり町戦争」の作者って言えばわかるかな
ややタイトルはいかついなぁと思ったが、部活ものだそうで。
ただやってる部活が「掃除部」


掃除
そう。キレイにするあの掃除である

もともと架空の世界を描くのがとても上手い人なのだが、だからと言って部活が掃除
どこをどう考えたらそういう発想が出るんだろうか
その時点で即買いした。

部活のみならず全てが架空の世界なので、部活としての「掃除」が政府から睨まれているとか高校生のくせに何かすごいことになっている。

でも読んでいくうちに世界に入りこんでくるので、そのうちに掃除の練習などがしたくなる。他にも「肩車スポーツ部」とかあきらかにあり得ない部活も出てくるのが楽しい。

今回完全に物語が終わったわけではないので続編を期待したいところだ。


こういう人に直木賞か芥川賞をあげて欲しいと願うのは僕だけだろうか

また久々に作家らしい作家を見た気がする。最近はミステリーばかり元気な気がしたが、こうやってミステリー意外でも才能ある人が出てきてくれるのはうれしい
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