「カターノか?」
王様が、そう問いました。
ふと見てみれば、いつの間にやら 年老いた男が、大分 王様と離れた場所で控えています。
「ええ 陛下。恐縮ですが、お時間を少し
いただけませんでしょうか?」
話題:『王子とサカナ』
颯爽と お城を振り返りもせずに、王子は
門を出てゆきました。
王様は その様子をバルコニーから、
なんだか少し満足そうに微笑みを浮かべて見守っていました。
風が優しく吹いていました。
話題:『王子とサカナ』
昼夜無く、東の国の王城を守り続ける兵の皆さん。
王子には あっさり抜かれてしまったが、
実は かなりのエリート集団。
日頃から とても高度な教育を受けているので、礼儀正しい。
忙しい勤務時間の休憩で、王子と遊んでくれていました。
「七夕に はんぶんこする星のピノ★」
話題:『王子とサカナ』