「悪くない。元気が有って なかなかに良い返事だな。では課題だが…
そうだなあ…お前が昔 好きだった、鬼ごっこなんてゆうのはどうだ?」
「鬼ごっこ?構いませんが、つまり その…どんなルールで するのでしょうか?」
「単純に お前が鬼に捕まらず、この王都から出れれば勝ちだ。
案ずるな。門を閉めたりさせはせぬ。それじゃ勝負に ならないからな。」
話題:たんたか短歌★
「ぐぬぬぬぬ…さすが頑固な お父上。 わからず屋にも程がありますぞ!!」
「いや マルル。人の話は最後まで聞けと何度も教えただろう…
うむ。そうだチャンスをやろう。俺が出す課題をクリアできるのならば…
潔く一人前と認めよう。城を出るのを許可しても良い。」
「おお なんと!! そ・それは真なのですか!? 是非とも御願い申し上げますっ!!」
話題:たんたか短歌★
題『 七 』2021/03/31
また海図にらむアイツの pure eyes. 七つの海に漕ぎ出す合図
1点 💟0+1 ♪3
題『 時 』2021/03/21
春宵の一刻値千金であらば況んや人の生をや
1点 💟0+1 ♪6
題『 桜 』2021/03/16
月影に震えて はらはら宙を舞う二片。君を笑わせるから。
2点 💟1+1 ♪0
題『 タルト 』2021/03/14
はるばると春来たると苺のタルト カップに注ぐセンチメンタルと
1点 💟0+1 ♪6
題『 自由詠 』2021/03/10
ニワトリとタマゴ どちらが先なのか気にもしないで纏めて喰らう
0点 💟0 ♪10 おとの日
話題:たんたか短歌★
王の間に、束の間 庭の鳥たちの さえずりだけが谺しました…
「まあ なんだ…お前が魚を好きなのは、城の者なら皆 知ってるが…」
「はい。なので王子をやめて城を出て お魚屋さんに なりたいのです★」
(コイツはなあ…やっぱりアイツに似てるなあ…それとも俺に似てるのかなあ…)
「しかたねー。好きにしやがれ…と言いたいが。まだまだ お前は半人前だ…」
話題:たんたか短歌★