昔一度、国語の問題文につかわれてて、ほんの一部しかないのに感動して泣いちゃった小説。
綺麗。美しい。清らか。儚い。力強い。恋愛してるのに、プラトニックで本当に全く性的な感じがしない。純愛。憧れる。
ありきたりな病気(不治の病)と恋愛小説の組み合わせなのに、こんなに引き込まれる。他のと全然違う。恋愛もあるけれど、生命にも重きを置いているお話だと思う。
本当にあった話をもとにしてるから、こころにくる。
昭和初期にかかれたのもあってか、奥ゆかしい。なのにどこか洋風で、新しい。
こんな小説をかけるなんて尊厳します。本当に素晴らしい。