不規則に並ぶ街灯は きっと気楽だ
照らす場所を 選ばないから

電線にぶら下がる空 近そうで遠い
ずっとそんな 曖昧な日々

飛ばした靴の先は 明日か昨日か

全てを疑って 貶してきた
それでも笑う 自分が悔しくて
絶妙な絶望 抱いて眠った
深い深い 冷たい底に触れたい

不可解に傾ぐ首の先 そっと隠した
見てしまえば 逃げられないから

それでもそこにあるのは 君か僕の影か

全てを偽って 生きられたら
それでも望む 自分が醜くて
緩衝と感動 頭痛は止まない
深い深い 冷たい底で絶えたい