新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2017年8月1日、世界最大規模となる再生可能エネルギーを利用した1万kW級の水素製造工場を、福島県浪江町(なみえまち)に建設するプロジェクトを採択した。東北電力、東芝、岩谷産業の3社が、本格的にシステムの開発に着手する。「東京オリンピック・パラリンピック」が開かれる2020年度をめどに実証運転を行う計画だ。政府が掲げる「福島新エネ社会構想」が本格的に動き出す。