話題:地震(情報)
これから記すことは古屋兎丸さん原作の【彼女を守る51の方法】の作中や巻末に書かれていたことを大まかに書いています。
少しでもこれからの皆様のお役に立てますことを。

※地震が落ち着き次第地震に関する記事は削除します。
ご了承ください。



【X字の亀裂には近付くな!】
鉄筋コンクリート造りの建物の柱に深い斜めの傷やX字の亀裂が入っている場合、「せんだん破壊」が起きてる可能性が高く、余震などで簡単に崩れる恐れがあるので注意してください!



【ナプキンは絶好な止血帯】
大量な出血が続いてる場合、手や足が傷口だったら心臓に近い部分をバンドや布で思いっきり縛ってください。
止血はハンカチや手ぬぐいでもいいですが、ナプキンを持っていたらそれを使ってください。
ナプキンは最高の止血用具です。
これは血を吸い込むことが得意でなにより清潔。
傷口を押さえて止血してください(圧迫止血法)


【ヒールを折ってストッキングを脱げ】
避難するときはまず足元に注意してください。
高いヒールを履いている場合は即座にヒールを折ってください!
ハイヒールでは地震直後の道路を避難出来ません。
そして火災が近づいてきたらすぐにストッキングを脱いでください!
ストッキングをはいたままやけどをするとかなりヤバイことになるそうです。

【ペットボトルは捨てないで】
のみ終わった後も給水所や避難所に行った際に給水をうける水筒になります。


【性犯罪に気をつけて】
1995年の阪神淡路大震災の際、レイプや強奪などの凶悪な事件の報道はされませんでした。
しかし、この作品の監修者で防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実さんの聞き取り調査では数多くのレイプ被害者女性が存在することが確認されています。
被害者女性の多くは「忘れてしまいたい」という思いから口を閉ざしてしまうため、実際の数字は未知数だそうです。

事例1、
女性が用をたせる場所を探し公園の茂みや人気のない場所へ入り込み被害にあう。

事例2、
飲食物で室内へ誘い込まれ被害にあう。

事例3、
ボランティアで県外から来た女性が「怪我人がいるから手を貸してほしい」と言われ人気のない場所へ誘い込まれる。


どの事例に対しても言えることは「男は酒を飲んでいた」ということ。
冬の地震では人は暖をとるために、精神的苦痛を忘れるために酒を飲むことがあります。しかし、そのことが性犯罪の多発を生む可能性を知ってください。
災害時に機能する唯一の砦であるモラルをお酒は容易に流してしまうのです。


【震災後に襲って来るPTSD】
家族や友人を亡くした被災者は、街が壊れると同時に心にも大きな傷、トラウマ(心的外傷)を負います。
これが原因で地震後に生じる様々なストレス障害をPTSD(心的外傷後ストレス障害)といいます。

PTSDの症状には「眠れない」「悪夢を見る」「頭痛」「吐き気」などがあり個人差も多く、余震などでその時の恐怖が繰り返し襲ってくる「フラッシュバック」もその典型的な症状です。

もしPTSDの症状が見えたら早急に臨床心理士や精神科医の専門医にかかってください。
また、周りの方もじっくり話しを聞いてあげてください。

ただし「がんばれ!」は絶対に禁句。
過酷過ぎる現実の中での自分の無力さを重く受け止めすぎることによってPTSDになる場合もあるからだそうです。


【震災時の水、食料、三日間は自立を!】
日本ではだいたい三日程度経過すれば自治体やボランティアなどの救援が入ります。
これまで大災害で餓死者を出してない国力があり、まずそこまで生き抜けるようにしましょう。

また食料の中で、甘い、もしくは辛いものは喉が渇き水が欲しくなるから避けること。


【悪徳宗教に気をつけて】
災害時には宗教の勧誘が増える事実があります。
傷ついた心は救いを求めてしまうからです。
しかし、間違って理解して欲しくないのは善良な宗教も多く存在するということ。
新潟や阪神の震災でも炊き出しや応急処置などの奉仕活動を行う宗教団体は多く見られました。

現在東北でも会館などを介抱したり物資の支援を行っているところもあります。
中には信仰している信者関係であるなしに関わらず尽力を尽くしてくださっている方々もいます。

この宗教は〜だからなどと誹謗中傷する方がいるかもしれません。
でも現地の方々は皆同じく被災者です。
それを忘れないでください。


【災害の中「デマ」に惑わされるな!】
大地震が発生すると水や食料よりも「情報」が必要になります。
しかしその情報が被災者の命を奪うことにもなります。

大正12年の関東大地震時には「在日韓国人が反乱を起こす」「水道に毒を入れた」などのデマが流れ、罪もない多くの在日韓国人の方々が殺戮されたこともあったそうです。ツイッタなどでもくれぐれもソース(情報元)がはっきりした確実な情報を流してあげてください。


【安否確認の方法】
災害時に家族や友人の安否を知る/伝える方法には音声を使った「災害用伝言ダイヤル171」と携帯電話のパケット通信(メール機能)を使って文字で伝える「災害用伝言板」があります。
電話が繋がらない時、公衆電話は規制対象外になる「災害時優先電話」ですので利用価値はあると思います。
現在公衆電話は無料になっているはずです。
ポイントは「災害用伝言ダイヤル171」に入力する電話番号は必ず「市外局番から」入力することだそうです。


なお以下は福岡の方へ、

福岡で地震の支援物資の預りがあるそうです

詳細

福岡、天神西通りにある三井住友銀行6階(カメラのキタムラ横)、株式会社アイリンクインベストメントのセミナー室で、福岡の皆さまからの支援物資の預かりと一括発送を行われます。

皆様のご協力よろしくお願いいたします。

【会社住所】
 福岡市中央区天神2丁目7−21天神プライム6F

【駐車場】
 本ビル1階の三井住友銀行ATM横の駐車場を利用ください(無料)

【地図】
 www.ilinkinvestment.com

【受付時間 予定】
 12日12〜16時
 13日12〜16時
 14日 8〜19時

【物資例】
 乾電池式携帯充電器、使わなくなったワンセグつき携帯電話、
 缶詰、ドライフーズ、服、おむつ、ラジオ、生理用品、歯磨き、カイロ
 場所をとらない玩具、絵本、ミルク
 インスタント食品、靴、薬、救急箱、手袋、電池など
 

皆様のご協力をお願いいたします。また緊急なので、出来るだけ多くの方に御声かけください。

あと、献血。
※今日明日に集中するかと思われますので平日での分散をお願いします。
(集中して献血しても使用期限があるので)

ちなみに福岡の献血でO型の血液が少ないみたいです。



とのこと。
くれぐれも出来る範囲でお願いします。
なお、大変申し訳ないのですが千羽鶴などはゴミにしかならないらしく、送るのはやめて欲しいそうです。
気持ちはきっと伝わると思います。


一刻も早く皆様が安心出来ますように心から祈っております。