8日、巨人の原辰徳監督(55)と甥の菅野智之投手(24)が母校の東海大学で対談形式の公開セミナーを行った。そのなかのあるやり取りが話題になっているという。

「対談のなかで、原監督は菅野に『他の選手たちは俺のこと、どう思ってんの?』と突っ込んだのです。答えられず絶句していた菅野に、さらに『ロッカールームで、どんな話してんの?』と追い打ちをかけた。返事に窮した菅野が『ちょっと……それは答えられないですね』と逃げると、会場はドッと沸いていました」(スポーツ紙記者)

すでにセ?リーグを6度制し、日本一に3回輝いた“名将”である原監督。実際、選手たちはどう思っているのだろうか。

「原さんらしいというか、何も考えずに言葉を発しているんでしょうね」と笑うベテラン野球記者が、選手たちの評判を、菅野に成り代わり教えてくれた。

「原さんにはもともと“天然”な面がありますからねぇ。たとえば、ある日のミーティングで原さんは西郷隆盛の話をした。そのとき何度も『西郷隆盛どん』と言ったそうです。『フルネームに“どん”はない。“西郷どん”でしょ?』ニューバランス 996と九州出身の選手が突っ込んでました。

また、捕手が故障して2軍から補強するために野手を誰か落とさなきゃいけないとき、2軍行きを告げるために監督室に呼んだ某若手選手に、いきなり自分のサイン色紙を渡したことがあったそうなんです。これを聞いたベテラン選手は『バカじゃないか』と言ってました。調子が悪い訳じゃないのに2軍落ちさせることに負い目を感じて気を使ったのでしょうが、自分のサインを渡すのはどうなんでしょうか(苦笑)」

もっと直接的な、非難めいた言葉を使っている選手もいるという。

「主力の某若手内野手など、ベンチ内やミーティングで聞こえよがしに文句を言っているそうです。たとえば、原監督が試合中に『何でお前、あんなボール振るんだ』とか言うと、聞こえるかどうか微妙な声で、ニューバランス 574『じゃあ、お前、やってみろよ』と」(スポーツ紙デスク)

これでは監督のいないロッカールームではどんな言葉が飛び交っていることやら……。菅野が口ごもるのも当然か。