棚にぼたを乗せろ!


本田健 10万部突破 感謝プレゼントコラム「あなたの経済状態を決めるお金観とは?」アイウエオフィス公式メールマガジン
2019.8.10 21:26
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   『happy money』発売記念特別コラム
      「お金の欠乏感を手放す」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは、本田健です。
お金に対する欠乏感とは、「お金が足りない」
「十分にない」「もっと欲しい」という感覚です。
このお金に対する欠乏感は非常に大きなテーマで、
深い部分では人類共通の課題でもあると思います。
僕自身も10代の頃からずっと考えていることで、
それが今の作家活動や講演、セミナーを行っている
一つの原動力にもなっています。

この欠乏感は、非常にクセモノです。なぜなら、欠
乏感は何かを得ることでは満たせないからです。例
えば、「自分は貧乏だったから苦しかったのだ」と
勘違いし、お金を稼げばいいと考え、実業家になる
人がいます。実際、実業家として成功している人に
はそのような人が多いのですが、彼らは、何億稼い
でも、資産をどれだけ増やしても全然満たされませ
ん。なぜなら、この問題の本質は、お金があるなし
ではなく、欠乏感だからです。

その欠乏感は、得ることによって癒せるものではあ
りません。逆に、与えることによってしか癒せない
のです。簡単に言うと、お金がないと感じる人は、
お金をあげればいいのです。愛がないと思った人は、
愛をあげればいいのです。欠乏感の一番のポイント
は、「あなたが与えなくてはいけないものがありま
すよ」というサインだということです。だから、愛
が足りないと思えば愛をあげ、食べ物が足りないと
思えば食べ物をあげ、お金が足りないと思えばお金
をあげ、感謝が足りないと思えば自分から感謝をす
れば、それは自動的に満たされるのです。

お金がないと思っている人が、誰かに自分のお金を
一部あげたとします。そうすると、非常に豊かな気
分になります。人にあげることで、初めて人は満足
感を感じるのです。だから、例えばもう10万円稼い
だところで、人はたいして豊かさを感じませんが、
今持っている10万円を誰かにあげて喜んでもらえば、
もっと深い満足感と豊かさを感じられるのです。

僕は、人には欠けているものがあるからこそ、与え
合うことができると考えています。欠乏感が出たと
きは、お金や愛を与えて、欠乏感を癒すチャンスを
もらえたと捉えたらどうでしょうか。そうすると、
欠乏感を感じること自体も、大きな喜びのきっかけ
になります。人や社会に与えるとコミットして行動
した時、そこには愛と豊かさの循環が生まれます。
そして、本気で与えるという気持ちと欠乏感は同時
に存在できません。ぜひ、あなたも欠乏感を感じた
時は、自ら与えることをしてみてください。

本田健


0




前へ 次へ
ブックマーク トップ


-エムブロ-