セージ「と、いうわけでお便りが届いています」

フラット「唐突に何だよ……」

セージ「何か悩み相談的な事をしてみないかって持ち掛けられてさ。暇だったから引き受けた」

フラット「面倒を自分から買って出るとは典型的なお人よしだな」

セージ「先ずは一通目ー。『最近背が伸びません。このまま成長は止まってしまうと思いますか?』……」

フラット「俺じゃない!こっち見んな!!大体伸びてるし!止まってないし!」

セージ「まあ成長期って人によるから、まだ成長期来てないだけだ、多分!はい次のお便り。ほら読んで」

フラット「えー……。ええと、『私は自分で言うのも何ですが、割としっかりしていて自分の今に誇りを持っています。今までもこれからも私は私に(中略)ですが、やはり結婚を視野に入れるべきでしょうか?』……長っ!そしてどうでもいい!!」

セージ「自分の人生だから、自分で決めることが一番かな。人に結論を任せられる問題じゃないな……。でもオレは、人生で一人パートナーを持てたらいいなって思ってるよ」

フラット「なんかお前場慣れしてねぇ?」

セージ「村の有線でこういうのやったことあるから。最後のお便りです『気になる人がいて、四六時中気になってて気が気でなりません。どうしたらいいと思いますか』」

フラット「うわあああ……。ちょ、セージ、裏裏」

セージ「え、あ……あー……。思いっきり私信だこれ」

フラット「何がどうしたらいい、だ。具体的にやりたいこと決まってやがるし!相談してねえし!絶対添い寝とかしてやんねぇし!!」

セージ「ていうか直接言えばいいのに……。ではご静聴ありがとうございました」