昨日チラツと観たTBSの「ひるおび!」で

「菅首相は最後に会つた人の発言に影響される」

といふ
ルーピー同様の事例
が紹介されてゐた。
泣きたい。

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32〜33頁の中ほども面白かつた。
(Amazonの関連書籍のレビューなどでも
似たやうな指摘がなされてゐたけど)


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Weekly POST.com
『週刊ポスト』
2011.7.22.29号より

■覆面官僚座談会 [菅の暴走] [官の迷走]

(前略)
―自然エネルギー法案を退陣条件にしたのも孫正義氏の入れ知恵とされる。

経産A
菅政権になって法案の閣議決定前に全省庁の次官の了解を得るルールが復活した。法案は3月11日(の地震発生前)に閣議決定された時点で、わが省が野党、関係省庁、電力業界、財界に根回しを終えている。成立に支障はない。

総務C
そう。あの法案には誤解があるんだ。菅総理の延命策とか孫正義の電力ビジネスだとかいわれているが、本当の推進役は経産省なんだよね。

経産A
何がいいたい?

総務C
いきり立たないでくだいよ。
自然エネルギー法案は、実は原発維持と電力自由化阻止の防波堤になるってこと。

自由化すれば高コストの太陽光や風力の電気など普及するはずがない。
買い取り法案は電力会社の現状維持が前提なんです。
電力の買い取り価格と期間は経産大臣が決めることになっているから、自然エネルギーを20年、30年くらいかけて普及させる間、電気料金の急騰を抑えるためにも原発は必要になる―そういう考え方があるわけです、経産省さんには。

経産A
・・・・・・(無言で横を向いている)。

財務B
そううまくは行かないでしょうね。官邸は6月にエネルギー・環境会議を設置し、エネルギー政策の決定権を官邸(国家戦略室)に移そうとしている。原発再稼働は経産省の思うようにはならない。
(後略)

(※まあでも経産省も色々と大変なやうで。)

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■ 「節電しろ」と言う人たちのオフィスの気温を測ってきた

民主党(民主党本部入り口)
28.9度

自由民主党(自民党本部待合室)
30.9度

社民党(社民党本部1階)
27.9度

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ほか
菅首相の
原発事故対応については
要約すれば

「(原子力災害対策特別措置)法に従って政府(住民の安全確保)と東電(事故の収束)の役割分担をすべきだった。」

などの意見も参考になつた。

原子力災害対策特別措置法については
これ以外にも
菅首相(と菅内閣)は
きちんと理解してゐないのではないかと
思はせられる言動が
他者から指摘されてゐた。

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JREPP 自然エネルギー政策ポータルサイト

宮崎駿が首相へビデオメッセージ「自然エネルギー法案を通してください」 ほぁ : はちま起稿

宮崎駿「自然エネルギー法案をぜひ通してください。辞めようが辞めまいがとにかく 言いたいことどんどんやって、どんどん国民に訴えてください。福島県は全県避難しなければ駄目な状態になっている思います。」
(※が、法案を通しても福島県と県民が救はれるわけではないのですが・・・)

東京新聞:「電力買い取り」で促進 注目の自然エネルギー発電:暮らし(TOKYO Web)
(反or脱原発派ご用達新聞と申しますか。)

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自然エネルギー法は天下の悪法 - 万国時事周覧
(※要は別に今早急に可決しなくてもよい法案ですねと)

原発のストレステスト―世界一のスパコンの出番では - 万国時事周覧
(※EUでは原発の稼働中に行うものなのか・・・)

再生可能エネルギー促進法は、孫正義氏率いる「自然エネルギー協議会」保護法 - ニュースの社会科学的な裏側 - BLOGOS(ブロゴス)


再生可能エネルギーの固定価格買取に入札制度を - ニュースの社会科学的な裏側 - BLOGOS(ブロゴス)


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話題:原発トラブル