久しぶりに読んだ
太志さんの詩集。
1ページずつ丁寧に読んだら滲んだ
何個か紹介します
親父
「内に強く意志を持ちなさい
目に見えぬ大きさを持ちなさい
たやすく頬を濡らしてはいけない
そう教えられてきた
ただ本気でたたかい本気で生きたとき
どうしようもなくこぼれる涙を
恥じる必要はないんだよ」
その言葉が周りの友達よりも小柄な僕を
何度助けてくれたことか
写真の中でしか笑わない
もう歳をとらない優しい笑顔
お父さん
僕は今 歌をうたってるよ たくさんの人がその歌を愛してくれてるよ
僕は今 すごく幸せです
小さな誇り
死ねって言われたから
やだって言ってやった
怖かったけど
言ってやった
あの時ボクは負けなかった
健全
病一つない 体と心
それらを皆が持ちたがる
例えば悩みのない状態を…
しかし悩みがないなんて
健全じゃない
僕はそう思う
非難=避難
人のこと笑ってたら泣かずに済むから
評価
そんな歌はキレイゴトだって言うんだ
でも俺には「上手で暗く不愉快な愛のない夢」は歌えない
大丈夫
大丈夫な理由なんて一つもないよ
あるわけない
「でも、大丈夫」
そんな突き抜けるような 前向きさ
最後はそれが 未来を決める
だいじょうぶ。
だいじょうぶだよ。