アマチュア指導資格を得たというイチローが、高校生に、走塁の始動の仕方を実演している一枚の写真を見かけました。

なんたる しなやかさ!
なんたる バランスのよさ!
そしてなんたる格好のよさよ!!

ムービーでなくワンカットでそれが一目瞭然なのである。性能よくつくられてカッコもいいクルマやバイクを連想してしまう。イチローに憑依してみたくなるのである(笑)。

彼が引退したのはMLBとNPBであり、『現役』はぜんぜん退いてなんかいなかったのだ。

最晩年には全身がほとんど不随になっても片手だけで踊りつづけた舞踏家、大野一雄さんのように、イチローは死ぬまで野球を本気でプレイしつづけるのかもしれない。実際に野球を『やってみせられる』コーチャーでありつづけるに違いない。




ところで
私は肥田式強健術の看板は掲げていないし、十種の簡易強健術は推奨も鍛練もしていないけれども、何がどうあれ実践しつづけるものがあり実演できることがあります。

一生現役で何かをやる人達を突き動かすのは、イキのつまるような努力ではない。
なんらかの対象をつかみとろうとすることを止めない行為でもありません。




♪イヅモのようにキメて ぶっとばそうぜ

(RCサクセション、雨上がりの夜空に)