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小話



孤独な夜に見上げる空は、更に孤独さを増し、吐き出した煙は闇に溶け込んだ。
凍える程の寒さも感じることの出来ない俺は、屋根の上でただ、静かな闇に身を委ねた。



闇は交わることは叶わない太陽に恋い焦がれて、ただ、過ぎる時間を憎むだけだった。










―孤独な狐―
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