※セバスチャン=あだ名
執事喫茶に勤めてて、偶然燕尾服の状態の時に村入りしたとか、そんなん
ちなみに女
荒川にも、冬が来た
大概の人間がそうであるように、例外に漏れず俺も寒いのは苦手だが、重ね着が出来る季節であるので、嫌いじゃない
朝早くからのミサが終わり、クッキーの配給も終わった
一日も早々に予定がなくなり、空いた時間を教会に寄ったり自宅に帰ったりと各々好きに行動し始める中、一人この寒空の下クッキーを手に棒立ちしている人間がいた
セバスチャンだ
奴はこの北風吹く中随分熱い視線でシスターを見つめてる
そこは経験豊富な俺
その瞳には覚えがあった
ははぁん…荒川には随分早く春が来ちまったみてぇだなぁ…
自然と弛んじまう顔をそのままにどうせ暇な時間、折角なら恋の話に花を咲かせようと未だ惚けているセバスチャンの肩に腕を乗せた
「よぉよぉなんだよオイ、セバスチャン!お前ああいうのが好みだったのか?」
「わ。い、いきなりなんだよ星…」
「まぁいいじゃねぇか、お前とこういう話すんのは初めてだな…あれを物にすんのは難しいぜ〜?障害も多いしな」
「う、うん。でもあれはあの人の物だし、元より私がどうこうしようとは思わないさ」
「なんだよ、弱気だな、お前らしくねぇ…。こういうのは諦めたらそこで終わりだぞ!俺も手伝ってやんからよ!!」
「え、えぇ?いいよ、そんな…」
「遠慮すんなって!なぁなぁ所でよ!どういうトコが好きなんだよ」
「え…うーん、とにかく大きい所が魅力的…だな」
「いきなり見た目かよ…。まぁ確かに背は高いに越した事はないよな」
「抱きついたら、あったかそうだし」
「諦め半分にしては積極的だな!…だがまぁ体温は高そうだよな」
「それにすごく可愛い!」
「あー…駄目だわ俺その女子の何でも可愛い精神は分からねぇ」
「そうか?可愛いと思うんだが…そうだな、叶うなら、たった一日でもいいから私の元に来てくれないだろうか…」
「…あのよ、セバスチャン…「アレキサンドラ」あぁうん借りれるんじゃない?聞いてみれば?」
「駄目だ、お前はまだアレキサンドラを背負うには早すぎる」
「そんな…シスター…!」
「重いんですね、分かります」
何だコレ(^P^)
ちなみに秋葉原勤務アニメオタク好きな漫画は黒執事という設定←今決めた