辛いですかと問われても私は曖昧な返事しか出来ない
だって解らないから
ただ、認めたくないのか認めるのが恐いのか
辛い、と認めたら、どうなるんだ?
辛い思いは無くなるのか?
悲しい?と聞かれたら、微妙な応えしか返せない
その悲しみは思い遣りとエゴの塊だから
不純物が山より高く重く混ざった悲しみは、
あたしは泣きたい
慟哭し、全てを吐き出したい
それが出来るか
出来ないんだ
腹の内には沢山沢山蠢く感情があるのにそれをさらけ出す事が出来ない
辛いも悲しいも怒りも憎しみもバラバラになってごちゃ混ぜになって、
不純物
私は、私はただ
愛を祝うのなら、永遠にしてほしい
子を授かり育むのなら清澄に育んでほしい
私は
私は愛を壊した
親父は愛を踏みにじった
母は愛にすがりすぎた
兄貴は愛を軽んじすぎた
どうすればいい
なにもいらない
なにもはなしたくない
私はただ生きたいんだ
死にたいと願いながら生きたい
矛盾とか今どうでもいい
生きたい
生きてあたしは
なにかを得たい
それでもやっぱり、
、 、 と、 死にたいという願望は消えてくれない
ただ ただあたしは
泣いて
怒って
笑いたい
幸せになりたい
私は生きていますか
私は死んでいますか
私は生きていますか
私は死んでいますか
私は生きたいんですか
私は死にたいんですか
私は此処にいますか
私は何処にいますか
私は何をしていますか
私は死にたいんですか
私は辛いんですか
私は悲しいんですか
私は苦しいんですか
何が辛いんですか
何が悲しいんですか
何が苦しいんですか
肌に刄を突き付け傷をつける
それは何を意味しますか
自傷、己を傷つけ罰することですか
ならば罪はなんですか
どうしてからっぽの気持ちなのに涙が流れるんですか
どうして私は生きてるんですか
私は死にたいです
けれど
しかし
私は生きたいのです
されど、己が身を傷つけたいのです
痛みと傷痕が、
落ち着くんです
切り裂いて零れる血が汚ならしく、されど綺麗で命の流れを汲み、だから落ち着くのか
痛みで我を取り戻し、痕で安定を取り戻し、
私は