話題:仕事について


 「働くは、はたを楽
にすること」

 与えられた仕事に、
不平不満を云わず先ず
あたること。その仕事
が一つ片付けば、一つ
仕事は無くなる。漏れ
が無きように、誰かに
やり直しさせぬように
キッチリと丁寧かつ迅
速に、自分の許される
範囲で、自分の力の限
り作業する。

 手抜きしてやり直し
になると、また誰かが
やり直しをする事態が
起きる。人が手を付け
たコトを、更にやり直
すのは、3倍位の時間
が掛かる。

 やり直ししないとな
らないコトが判明する
時は、問題が起きるか
らであり、それは仕事
によっては命に関わる
危険な事態を引き起こ
す可能性になるかもし
れない。

 また、その手抜きや
心得違いが会社の信用
を損ねる場合もある。
会社が信用を損ねたら
、会社は破綻する。こ
れは、積もれば死活問
題に発展する。自分一
人位の気持ちは捨てる
。自分一人が出来ない
コトは、他の一人も出
来ない。しっかりと、
守るコト。

 人は視ています。あ
なたは関わろうと意識
する相手へ、何かを計
り接しています。しか
し、人は目の前にいる
方だけではありません
。人も仕事も、誠実に
。今誤魔化せても、誤
魔化しはいつか必ず明
らかになります。

 手抜きも不正も必ず
、いつか明らかになり
ます。自分の不誠実が
必ず返って来ます。そ
れが世の仕組みです。

 与えられた仕事は、
組織の一人が携わるソ
ノ一つの仕事は、自分
の働きだけでは完結し
ません。必ずその次に
携わる方がいらっしゃ
っいます。その携わる
方への作業のしやすさ
「親切心」も含め当た
るのが、佳き働きにな
ります。今を確りと、
更にその次を考慮する
。今を確りと、その先
の考慮を出来る力のあ
る人が仕事の出来る人
であり、信頼される人
となります。

 その親切心は、黙っ
てするモノであり、わ
ざわざ騒ぎにするモノ
ではありません。この
心得が大事です。まだ
それが出来なければ、
自分の仕事をキッチリ
果たしましょう。

 組織の一人となって
働くは、組織の一部品
、歯車の一つと成りき
るコトです。

 努めて「公正無私」
となるコトです。

 これは簡単には果た
せません。本当に大変
であるし、身につく迄
は苦渋苦悩する方も、
いらっしゃるはずです


 しかし、そうでない
と組織の働く力は落ち
ます。働く力が落ちる
という事は、生産性が
落ちる、利益率は下が
る。

 そうは云えど、今、
企業事態が人を理不尽
に扱います。機械の如
くに使い捨ての精神見
え見えです。

 企業には、人の尊厳
を守る心得は、あまり
伺えず理不尽に扱われ
、更に自分自身も「公
正無私」を目指すは厳
しいですネ。

 一つ「公正無私」を
果たすには自分に戻る
時間を確保しなければ
叶いません。よりよく
仕事する為に、最低守
らねばならぬモノです
。私個人を受け入れ関
わってくれる存在、そ
して一人ゆっくりと自
分と向き合う時、どち
らも必須です。

 働くは、企業に属す
るは自分の生きる時間
を、切り売りすること
です。企業にいる間は
自分が自分になれない
時間です。

 だからこそ、雇用側
はその分考慮し当たる
のが本来の務めなので
すが、今、国会議員、
企業献金を決める方々
、私利私欲の固まりの
偉い人の決断で世の中
が動いていますから、
働いても働いても、正
当に還元されないお気
持ちのある中で勤めら
れる方や、金はくれて
やるから、過労死する
まで働け的な会社に
お勤めの方や、安く叩
かれまくり、人を使う
会社にお勤めの方等々
、「公正無私」なんて
冗談でない感覚が強い
でしょうし、そんな中
果たし切るのは厳しい
のも現実です。

 がしかし今この時
代を支配する方々は、
永遠に生きる訳ではあ
りません。必ず世代交
代が来る。甘い汁を吸
いたくて残留する方も
、いつか必ず寿命が来
ますので、今オカシイ
と、自分が感じる事
を、後世に残したくな
意志を持つ事と、
また、世代交代の時に
いきなり「公正無私」
にはなれませんので、
許す範囲で努めて下さ
い。

 切り売りの時間は確
り練習、個人の時間を
確り確保する。逆に云
うと、自分を取り戻せ
る範囲で時間を切り売
りする、今世の中に、
頑張って頑張って働い
て、倒れた方の今日を
生きる支援をするとこ
ろは、ありません。

 倒れたらオシマイで
す。

 企業で働くは「公正
無私」であり、自分の
生きる中での本当の楽
しみは、組織では見つ
けられません。頑張れ
ば頑張る程、偉い人に
選ばれれば選ばれる程
、自分が好きでいられ
なくなります。

 自分を守りつつ
今世の中オカシイと、
怒る仕組みは時を待ち
根絶しましょう。

 あれだけ、お金に執
着したり、お金に狂い
始めたのは、それだけ
日本が貧しかったから
でしょう。

 それだけ生きるのが
大変でお金が無くて、
困った時代に生きた方
々の「トラウマ」的な
要素の表れです。その
世代にご苦労された方
々のお陰で、今日本国
も、まだ貧富の差はあ
れど、モノが粗末に扱
われる位に、恵まれ過
ぎる国になりました。

 ここまでにしてくれ
た事への感謝と敬意を
表し、次の世代では、
必要なモノを守り、過
剰なものは抑える気持
ちで、生きる為に必要
・不必要・不足の振り
分けをする時にありま
す。

 今を守りつつ、先を
見据えるそしてより
良き進化を遂げたいで
す。


¨