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おいでませ関西

レポではなく感想ですが。(笑)

3月初旬、私がよく構っていただいている、なっつこと夏野さんに関西まで遊びに来ていただきました。
迎え入れるは奈良の飛鳥、京都のよだが、そして和歌山のひさしという関西勢。このように書いたらなんかこう…鉄壁のパール!みたいな感じがしますね。表現の仕方がわからなかったのでニュアンスで感じとってもらえたら幸い。

私が初代サイトを開始した、ほぼ最初くらいからのお付き合い。確か4月にサイト開設して、夏に設置したアンケートでコメントを頂いてからなので、本当に最初も最初です。サイト内には確かスラダンとかテニプリとかマ王しかなかったと思う。…たぶん。(笑)

元々、記憶力には全く自信もない上に記憶の捏造も大いにあるので、今回の旅では記憶媒体が3人もいるぞ〜レポもきっと楽に書けるぞランランルー♪とか思ってたんですが、まあ考えが甘かったです。

ツッコミが早い早い。

「確か…◯年前くらいで…私も◯◯〜な状況で…」
「いや、その時ひささんはこうこう、こうしてたでしょ」

「◯◯って言うてさ〜」
「いや、ひさしさん◯◯◯って言うてましたよ」

「えっ、◯◯と違った?」
「おねえさん、◯◯ですよ」

もうね、「◯◯じゃない?」って尋ねないの。
「◯◯でしょ」って確定なの。
「えっ、ほんま?」って、この2日間で何回言うたか。フルボッコってこういう事言うんだなって初めて実感したよね。おかしいな、私、最年長なんだけどな。これでもアラサーなんだけどな。

そして何より恐ろしいのが、誰よりも記憶力のいい夏野が、誰よりも付き合い期間が長いという事ですよ。

「おねえ…あっ、あすかさんがね」
「いや、おねえ呼び知ってるよ。言い直さなくていいよ」なんて訂正はザラ。

思い出話に花が咲いて盛り上がるちょっとした合間に私の(黒)歴史を挟んでくるの、本当もうたまりませんでしたからね……!!!

何度ほど「…もうええって……」と顔を覆った事か。そしてそれを爛々とした目で聞くあすかさん。よがっちに至っては、私が間違い発言をする→夏野正す→ひ「あれれ〜?」という流れは最早お約束になっているので黙々とご飯を片付けてくれていました。

だんだん、自分の発言や行動、作品、ましてやブログの内容まで事細かに覚えていてくれている夏野が目の前にいる事実が恥ずかしくなってきてしまい、思春期男子のようにぶっきらぼうな発言をしてしまう自分にまたビックリする様。おいこれでメンバー最年長のアラサーなんやぞ。

一泊二日という時間はあまりに短く、そして私の記憶力もあまりに持ちませんでした…。(笑)
今度はがっつり和歌山旅とか企画したいです。和歌山は紀南から本気なんでね!誇るべき観光スポットなんでね!(当社調べ)
あと結構ガチで次回はビデオカメラとか用意したいです。映像と音声にして記録しておきたい。オタクは本当…会話が面白いぞ…!!!(笑)

ということで!またきてねなっつ!\(^o^)/

夏の祭典に行ってきました1

友人のまちゅとおたくの二大イベントである夏コミに参加してきました。

我々のメインは2日目だったので、15日の10時前からぷらっとこだまで大阪を出発し、4時間かけて東京へ。時間を聞くと長いですが、そこはオタク。特に同じジャンルで盛り上がれるオタクが複数になった瞬間時間などあってないようなもの。特に友人まちゅは私を弱ペダ沼に落とし込んだ張本人なので公式ファンブックから、Blu-ray特典の靖友に焦点を当てた小冊子を持ってきてくれるなど、これから更に荷物が増えるというのに私が喜ぶだろうから…とわざわざ持ってきてくれたのです。そうか私はもう何年も前から女神に会っていたのだな…。

「ひさしは荒北さんをどういう感じで好きなの?カップリング的に言うと?( ^ω^ )」

「今はまだ夢的に好きかな…!靖友と恋愛したいのベタな感じで!」

「靖友呼びwwwそっか夢的にか〜。いいんじゃナァイ?( ^ω^ )」

「いきなり靖友はさむのやめて無条件でときめくからさあ…!!」

「むふふふふ( ^ω^ )」

夢にも理解のある彼女なので会話がしやすいしやすい。そんな彼女はT2が愛おしさで涙が出るほど好きなようです。ハコガクだと山神。
「それはならんよ!…むふふふふ( ^ω^ )」と、突如として口走るので「…ッショ」か「クハッ」と答える簡単なお仕事に勤しみました。

「あ、あとこれ。ひさしが気になってるサークルさんの位置と地図。あと荒北さん関連の本を出されているサークルさんも一応チェックしておいたので時間と気力があれば回ってみるのもどうかなと思って」

「まじか…!めっちゃありがとう…!」

「むふふふふ( ^ω^ )
スポドリと非常食もひさしの分を用意してあるので貰ってね( ^ω^ )」

「ちょ、まじか…!痒い所に手が届きすぎて感動の涙が止まらない…!ありがとう…!」

「むふふふふ( ^ω^ )」

元々ものすごく気が回る上に、気が利く子なので終始甘えてばかりでした。とりあえず女神すぎた。



ホテルは汐留駅のすぐそばにある「ヴィラフォンテーヌ汐留」。
駅近だしモーニングはバイキングでパンがとても美味しく、価格も良心的でかなり好感触でした。国際展示場まで、ゆりかもめ20分程度というのもよかったです。帰りの足さえあれば二泊したかったのですが、一泊だけしか出来なかったのが残念…。

夏コミ初日は3時過ぎに会場入りしました。なんせ私が初めてという事もあり、ホールの把握や、待ち合わせ場所の設定をしたりなど基本的に下見という感じで。
サークルさんの半分くらいはほぼ撤退されてたんですが、企業ブースはまだまだ人が多くて「ここの企業も夏コミ参加するのか!」という驚きも多かったです。それだけ企業も注目しているという事なんでしょうね。目の付け所がなんとやらですな。

ちなみに友人はアニペダ企業ブースで散々迷った挙句、総北と箱学の夏休みをイメージしたパッケージデザインの紙袋に入った「箱学セット」のグッズを購入してました。
結構なお値段だったのでかなり悩んでいましたが、「俺達の想いも、積んでいけ!」と背中を押してやりました。
「はいっ!手嶋さんっ!」と返事をする彼女とのやり取りを見ていた企業ブースのスタッフさんにいい笑顔でサムズアップされた事は秘密です。

満ち足りた笑顔で戻ってきた彼女を迎えていると、通りすがりの子連れのおじさんに「これ洗車(?)して貰ったからあげるよ。好きなんだよね?」と弱ペダの何かのノベルティポストカードを2人分いただくという不思議も体験しました。多分洗車って言ったと…思うんだ…。何とタイミングよく…しかも二枚も…。でもありがとうおじさん…!


大体の地図も頭に入ったところで、(そう言ってもまちゅには信じてもらえませんでしたが)(大学からの友人である彼女は私の病的ほどの方向音痴を痛いほど知っている経験者であり被害者)とりあえず私は職場へのお土産を探すことに。

相方の先生だけでなく教頭にも夏コミ参加を報告していたので、分かり易いくらいの物がいいなあという事で購入したのが添付写真のものになります。すごく分かり易い。

「職場に…それ?」

「うん。だいぶ頭おかしいっていうのは重々承知してるよ」

「なんと言うか、あれだね。そういう事も言えちゃうくらい関係が築けているんだね!」

私の友人まじ心優しくて泣ける。

「でも頭おかしいのは否めないね!( ^ω^ )」

「分かってるおwww」

「しかも戦士達が戦利品を掲げている中、まさにお土産物!をぶら下げている異空間っぷりも尋常じゃないね( ^ω^ )」

「な。ここまで来てわざわざ土産物買う異端者感やばいな」


初日は一時間ちょっとの参加でしたが、会場からの帰宅ラッシュに巻き込まれ、近くのレストランで夕食兼時間つぶし。

教訓として、帰宅時間も考えないと壁サークル待機列に並ぶよりも時間が掛かるという事。あとメインバックもかなり選別しないと時間が経てば経つほど己の肩に結構なダメージを蓄積していく事。

拭き取りシートは、さっぱり感と冷涼感とシートの丈夫さを重視したのでギャッツビーアイスタイプを購入したのですが、如何せんお得用(30枚入り)を買い、それをそのまま入れていたためその日はかなり後悔しました。
小分けのジップロックを持参していたので当日は数枚だけ入れて持って行きました。欲張ると何事もいかんね。


夕食の後は、秋葉原にある「秋葉原アトレ」で、弱ペダの関連グッズが当たるゲームと、クイズラリーがあるという事で参加してきました。

グッズゲームはボール落としとガラガラがあり、私はガラガラを一回。
人が並んでいて、特にどんなグッズがあるのかもわからないままガラガラを回せば、出てきたのはピンクの玉。

当たりかどうかよく分からない色だな…と、ぼんやり考えていたら、スタッフのお姉さんに「一回だけでこれ当てたんですか!?やりますねー!ミニクッションです!」と、一気に高らかに言われて戸惑う私。

「総北と箱学どっちにしますか!?」

「箱学で!!!」

そこんところはハッキリ答える私。
ちなみにまちゅは、ポスター三枚とミニクッションを総北、箱学のそれぞれをゲットしていました。愛だね。

クイズラリーは、ちびにゃんこ化した総北と箱学メンバーが描かれたファイル(これだけでもう嬉しい)と、問題冊子を受け取りいざスタート。

クイズ結構好きやし、言うてイベントやし、ちょちょいのちょいやろ〜と意気揚々と始めて、1問目はスムーズに解いて調子に乗ったものの、2問目の鳴子くんの問題で早々につまずく我々。

「最初っからクライマックスすぎる…」

とりあえずアトレ内を散策し、解けそうな問題から進んで、なんとか最後までクリアはしたんですが…クリア平均時間は大体一時間くらいのところを二時間かかった我々です。だいぶ満喫しました。主にアトレ(建物)を。


ホテルに戻ったあとは、明日の準備をし、早々に就寝。寝る直前まで雨具は必要か否かを話し合って、結局結論は出ないまま夜を迎えました。

明日ルピシアの試飲会に行くんだけども

今日も今日とて飛鳥さんに遊んでもらいました。ちなみに先週も遊んでもらいました。二週間のうち一回は確実に遊んでもらってます。飛鳥さんファンに知られたら磔刑にされてもおかしくないレベルです。ひさしです。

朝夕涼しくなってきましたね。いついかなる時でも末端が暑いひささんは未だに半袖、サンダル出勤の裸足に突っかけで仕事をしています。
昨日はいつもより袖の長い服で出勤したら相方の先生に、「ひさしさんもやっと秋らしくなったねー!」と言われました。周りはすでに秋色でした。季節フル無視の私。それでも仕事中は裸足に突っかけなんだけども。暑いんだよ、末端が。


今日は飛鳥さんに遊んでもらう前に、抜歯後の経過確認とクリーニングのため歯科へ行きました。
担当の先生はノリがいいので歯科へ行くのは苦ではない。というか病院へ行く事自体が苦ではないタイプなのでそこんとこはフットワーク軽いです。身体に不安を抱いたまま暮らす方が怖いもんね。健康が一番だよ。

「お、ひさしさーん。お久しぶりでーす。お待たせしちまいましたねーごめんねー?」
「うぇーいす。お久しぶりですー。5分くらい大丈夫でーす。その間にトイレ行きましたー」
「まじすかー。あ、奥歯どないです?いける?」
「いけますいけます。痛かったけどいけます」
「我慢してたんやっけ?www我慢せんでいい痛みやって言うたのにwww」
「私言いましたやんwww痛み止め欲しいって言いましたやんwww」
「あはははは!はいあーんして。おっ、キレイに治ってる!」

こんな担当医と患者。助手のお姉さん失笑。
それでも続く軽口の応戦。

「ひさしさんの口の中ねえ…。まあキレイなんすわ」
「うぇーい」
「親知らずさあ…残ってますやん?まあ決意が固まったらでいいんですけど…抜く?」
「まあ、いつかは…」
「………」
「…えっ、今日?今?ですか?」
「いや今じゃなくても!まあ上のは5分あれば抜けるけど!今日は30分の予定やったけど上なら抜けるけど!」
「えっ、えっ、まじすかまじすか、えっ、えっ」
「口の中がキレイなうちに抜くとねーやっぱ色々リスクも減るんですわ」
「あー…。じゃあ近々で。なんせ10月一週目の休みに旅行いくんでその後かなあ…」
「ふむ、という事は2週間先やな?…あのねえ、今日抜いてしまえば正味なとこ!旅行までにはなんの支障も出ません!」
「えっ、めっちゃ押すー…www」
「抜く?」
「めっちゃ押すwww」

そんな流れがあって、結局抜歯することに。ウケる。


「当日決めて当日抜く人ってよくいるんですか?」
「おるよー。てか今日おった。センセ、抜イテ!抜イチャッテ!って。外国のお姉さんやったけど上下抜いたよ」
「強靭な精神すぎる…!」

そこの歯科は治療中に目隠しをしてくれるんで、聴覚が冴えるんですよね。
軽口を交わしている間、誰かに似てるよな〜とずっと考えていて、フッと思い出す。

「先生…」
「はい?」
「ジョジョ…の奇妙な冒険、って知ってはります?」
「えっ!!俺!めっちゃ!好き!ですけど!あっ、器具落ちたwww」

もうそら飛び起きる勢いですよね。胸のとこに器具が置いてあるから気持ちだけは飛び起きる勢いですよね。
頑張って耐えたのに先生が落とすっていうね。

「ちなみにアニメは見てはりました?」
「見れてないんですよ〜。もう終わったの?あれ」
「終わりました終わりました。そんでね先生、先生の声がスピードワゴンに似てると思って」
「まじwwwでwwwスピードワゴンは言われた事ないなあwwwあっ、バカにしてる!?もしかして!」
「えっwwwしてないwwwむしろ嬉しいって思ってましたwww」
「わはは!あっ、抜歯しまーすwww」
「うーい」

実はまだ始まってなかった抜歯。片方は目隠しされ、さらには興奮気味という構図は奇妙極まりないなと今更ながらに思う。

「スピードワゴンの台詞なんやっけ…?ありのままに話すぜ、は誰やった?」
「ぽうなえふー」
「あっ、そうか!3部やなそれ!」
「えおいはのいおいあふんふんふうえー」
「わはははは!あ、これ何の台詞か分かる?(助手さんに問う)」
「わかりませんwww」
「こいつぁ臭え!ゲロ以下の臭いがプンプンするぜー!っていう台詞なの」
「ジョジョ全然知りませんwww」
「へんへえもようわはいまひはね(先生もよく分かりましたね)」
「まあね!あっ、はい終わりー抜けたよー」
「えっ、まじで!?」
「5分で終わるって言うたやん。抜歯よりもジョジョ話の方が長かったな」

そんな感じで抜歯終了。
普通なら説明受けて次回の予約をとるのだが。

「うわ〜。まさかのジョジョ好きさんか〜。あっ、うがいは明日の昼まで我慢ね」
「はーい。いやあ話振ってよかったです」
「振られてよかった!ちなみに何部好き?俺4部!」
「私も!!」
「「あのミステリアスなところがねー!」」
「www先生、仕事の話して下さいwww」
「あっ、すんませんwww」

お姉さんにたしなめられる先生。こちらこそ興奮しすぎて申し訳なかったです。

気を取り直して仕事の話をする先生。真剣に話を聞く私。しかし流れは自然とジョジョへ。

「アニメは何部までやったん?」
「2部です。でも3部に続きそうな空気で終わったんですよ!」
「おおお!承太郎が!ガシャーンって!」
「そうそうそう!老ジョセフも出て!ジョセフ好きなんで2部も老ジョセフも嬉しくて!」
「ジョセフはね、歴代主人公の中でも一番成長した奴やと思うよ…」
「おお…おお…!!」
「ジョセフええよな」
「ええんです!ほんまにええんです!」
「先生www」
「「あ、すんませんwwwじゃあまた来週でwww」」

何度も助手のお姉さんにたしなめられる担当医と患者。来週もまた抜歯終了確認とクリーニングなので通院予定。楽しみです。…ジョジョが!!(笑)

「明日の昼頃までかな?血の味すると思うけど我慢してね」
「…ういっす」

明日、紅茶の試飲会あるのにな…と今更ながらに気付く私はとんだピエロだなと改めて気付いた次第でありんす。

ホラーナイトは終わらない

飛鳥さんとユニバに行ってきました。
夜勤明けそのままで飛鳥さんの地元駅まで行き、噂の新車でお迎えに来てもらいました。


「めっちゃかっこええな…!」

「でしょ!?これはちょっと謙遜出来ませんね!この子…かっこいいでしょ!?」


いつも謙虚な彼女も新車の前では興奮を隠せない様子。いやわりと興奮は隠せてないかな。兵助が絡むと特にな。

しかし本当にかっこいい車なので素直に羨ましい。どうやら新車くんは大変多機能なようです。


「USB接続も出来るけどBluetoothで携帯と繋がるんで音楽も聴けるしナビの復帰ルート検索も早いし…なんせ多機能で出来る子なんですよ!!」

「車体大きいのにエンジン音も静かでいいねえ。大きいけれど寡黙で気が利く…まるで長次のようだね」

「中在家…!この子は中在家…!!」


なんせ運転中ほんとにテンション高かったです彼女。わらかす。そして「Bluetooth」の読み方をこの時初めて知った。ブルートゥースって言うんだね。ブルーーーース!って読むのかとばかり。

新車くんの命名もしつつ、道中はいつも通りオタクトーク。


「あれ?もう着きそうやね」

「結構早かったですねえ」


たとえ何時間経っていようが毎回この台詞を交わす私たちにはキングクリムゾンが発動されているに違いない。@ジョジョ

平日で開場してから二、三時間経過しているというのになかなか入場出来ないくらいの混み具合。アトラクションも相当待つだろうと予測できましたが、目的はホラーナイトでゾンビとの遭遇なのでそこは特に気にしない。

どちらかと言うと男数名プラス女一人とか、またその逆の面子で来てるグループの方が気になる私たち。一体どういう繋がりなの…?いわゆる(逆)ハーレムというやつなの…?


「違和感というか疑問ハンパないですね…。こうして見ると創作というのは如何にご都合展開なのかというのが分かる…」

「そうだねえ…。まあ私もしょっちゅう(夢で)こんな感じやけどね!五年とね!」

「そうですね!五年とね!!」


ご都合展開、いいじゃない!!@夢書きの主張。


「それにしても人が多いから待ち時間もアレだね……お腹空いたね…」

「空いたんすか…。いや私も空いてますけど」

「あら。食べてこんかったん?」

「起きるのが遅かったからなんですけどね。誰も起こしてくれへんかったんですよーうちの家族。ひささんも食べてへんの?」

「それは自分で起きようず…。いや、私は昨日のお好み焼き(※Twitter参照)食べてきたんやけどさ」

「がっつり食べてきてるwww」

「いや!?あれの半分やで!?」

「それでも大きいわwwwで、何食べたいんです?」

「肉、かな」

「ほんまもうwwwこの人www」

「あ、でもチュロスも食べたいですね?美味しいですもんね?」

「そうですねーあいあい」


段々、飛鳥さんの反応が素になってきて嬉しい私です。たぶん呆れているんだと思います。あいあい。

ジュラシックパークエリアのちょっと奥まった所にあるファーストフード店でバーレルを注文。

キッズセットがジュースも付いていてお求め易い値段だったので、それがいいなあと話ながら列に並んでいたのですが、注文直前で飛鳥さんが「あっ!あれ10歳までって書いてある!」と、注意書を発見してしまい、予定外の変更で注文に手間取る私。

食べたいものは大雑把に即決するんですが、そこから細分化されると大変悩みます。基本それだったらいいの。食べたいものが肉だったら肉料理であればいいの。手羽先のなんちゃら〜とか牛のなんちゃら〜とか言われたら悩む。どれも肉じゃないか。

レジのお姉さんに若干うっとおしそうな顔をされつつ注文したバーレルを持ち席に。手掴みでワイルドに!と受けとる際に言われたのでワイルドに食してみました。


「…うっふ…」

「どしたどした」

「こんな肉々しいの竹谷好きそうですよね」

「…うっふ…」


うっふうっふしながら食す我々。こんなのは日常茶飯時です。

腹ごしらえの後は、何に乗るかなあとブラブラ歩いていると、待ち時間が少ないバックドラフトか目に入り、あれは?と提案すると「暑い!」と一言で一蹴されました。しゅん(´・ω・`)

自分でも予想外だったのでしょうね。強く言い切ってしまった事に焦りながら、「いやあれはね!?暑くて汗かくから一瞬で眉毛なくなるんすよ!一瞬で!」と説明してました。
「でも待ち時間ほんま少ないな…」と呟くので、「行く?」と訪ねると「行かん!」と、やっぱり一言で一蹴されました。しゅん(´・ω・`)

まあ、待ち時間少ないアトラクションが目の前にあったから言ってみただけで特別行きたかった訳ではないんですけども。焦る飛鳥さんが面白かったです、まる。

彼女は絶叫系が苦手だそうで、唯一乗れるスペースファンタジーへ並びに行きました。
こんこんと如何に絶叫系は恐ろしく、なぜ苦手なのか、また苦手にも関わらず友達に連れていかれてどれほど辛かったかと思い出を語る飛鳥氏。


「あの浮遊感がね…ふわぁ…っと感がね…嫌いなんです」

「わしはあのふわぁ…っと感が好きだけどなあ」

「そんなの絶対おかしいよ」


あの真顔、一生忘れない。


「昔は私も苦手やったけど、それでも乗り続けてたら乗ってる最中に何処かがプツンと切れた感覚がして以降一切怖くなくなったよ」

「なにそれ怖い」

「なんせ慣れじゃね?」

「慣れ、かなあ…。ですよねえ…」

「うんうん、だからさハリウッドドリーム乗ろう」

「うっ…………は、い……」

「ごめん、やめとこう」


ぱっちりキラキラした両目が一瞬で、半目で死んだ魚のようになり、前を開けていたコートを閉め、そっと両腕を回して体を抱き無意識に守りの体勢に入った彼女の様子を目の当たりにして本当に苦手なんだと悟りました。

並んでいる最中に何度か「乗るかー」と言うと、「………は、い…」と、答えつつ全く同じ反応をしていました。おもろい。

スペース〜の後はロックンロールショーを観に行く事に。そう誘った時の彼女の輝きようは尋常じゃなかったです。捕まれた腕の力強さも尋常じゃなかったです。

六年生でモンスターパロとかも考えてたんですが、それはまた後程熱く語るとして、ホラーナイトの時間までショップを冷やかしに行く私たち。

仮装OKという事もあり色んな帽子が売られているのでギャッギャ言いながら、これはハチだろう、兵助は特に興味ないから目の前にあった白猫のカチューシャ付けるだろう、勘ちゃんは間違いなくこれだあざと可愛い!などと盛り上がりました。

その間、二回ほどトイレへ行き、二回とも水がなかなか流れず「このまま一生トイレで生きていかねばならぬようになったらどうしよう」と一人個室の中で絶望した事など些末な出来事なのだ。焦りは人間の思考を狂わせる。


そしてとうとう始まったホラーナイト。
記念撮影をしようと携帯を開くと、まさかの「充電をしてください」の表示。


「ちょwwwまじすかwww」

「まじだwww………迷子になったらどうしよう」

「落差ハンパないwwwその時は入り口付近集合にしましょう」

「はい。辿り着ける自信なんてないけど」

「前途多難www」


それにしても人が多い。油断すると簡単に流れていく体。

焦る私は―迷子が恐ろしい私は―そっと隣の彼女の腕を掴んだ―


「カップルかwww」

「ゾンビよりも迷子の方が怖い」

「切実や…」


しかし彼女は腕をそのままにしてくれました。優しい。


「でもビビリやからゾンビ来た時、一目散に逃げたらごめんな?」

「え、それは助けてよ」

「ごめんな?」

「揺るがねえーこの人」


結局我が身が一番可愛い私。最低です。

人波に揺られながら歩いていると、とうとうお出ましゾンビさん。沸き上がる悲鳴。


「おおっ!?わあ!!(ガシッ)」

「いててっ。え?なになに?」

「ゾンビいましたよ!いてっ、足踏まれた!前の人に!」

「仕返ししてやろうか」

「いいですwwwてかひさしさん言うてた割りに冷静ちゃいます?」


いざゾンビが出てきても周囲の人や飛鳥さんが先に悲鳴を上げるので逆に冷静になれました。自分より怖がってる人がいると冷静になれますよね。まあ、チビだからゾンビの発見が遅いという理由もあるのだけれど。

たまに腕を掴む立場が逆転しては、「カップルかwww」のやり取りをする私たち。
しかし腕を掴む理由は迷子とゾンビというそれぞれ別の恐怖だったけれども。

一時間も歩いていれば慣れてくるもので、だんだん「ゾンビに驚く」から、「ゾンビを探す」に変わり、最終的には「ゾンビにビビった人たちを如何に避けて歩くか」に目的が変わっていました。グループで来てる人がほとんどだから、後ろずさりされるとぶつかるんだよね。痛い痛い。

ぐるっと一周して、そのまま退場。晩御飯の前にジャンプショップへ行きました。

そこで転職祝いにとエリザベスのフォークセットをプレゼントしたり、自分にジャスタウェイのマグカップを買ったり、銀魂ウエハースを買ったりしました。二つ選んで、一つを飛鳥さんにプレゼント。カードが入ってるタイプなんですが飛鳥さんの選んだ方には当たりっぽい銀さんカードが入ってました。彼女に最愛の人を当てさせる私。素晴らしい。地味にこういう引きはBASARAの時から何故かいい。大抵当てたシークレットは伊達の第2衣装とかなんだけども。

晩御飯はタイムサービスで千円だった中華バイキングへ。

店内に入った瞬間、固まる二人。

ガチムチのおいさん達がビキニ一丁で汗水垂らしながら料理?をしている絵が施されている壁に囲まれながら、まばらに埋まった席で食事をするお客さんたちの異様な光景…。

一抹の不安を感じながら席に着き、料理を取っていく。でも料理は普通に美味しかったです。不安が取り除かれるとやっぱり始まるオタクトーク。

でも結局、中華バイキングの壁絵が本日一番の衝撃と恐怖だった事は言うまでもない。

「あなた達は隕石にぶつかりました」

最近、人から言われて衝撃的だったセリフです。おはようございます私だよ。(誰だ)

ツイッタで「ひささん」と表示しているので、そう呼んでくれる方が増えてて嬉しいです。だってなんだか親しげじゃない。

計算通り…!!(ニヤァ)

さて、このタイトルですが、よだかさんが日記で上げてくれていたように「体験型脱出ゲーム」に参加してきました!

よだかさん(以下よがっち)が、「今度の日曜日、飛鳥さんとどうですか!?」と、誘ってくれたので、「なにそれ面白そうやばい参加するする!」と、音速で返信したら、「楽しそうだね!しかし、ちょいとお待ちよお二人さん。日曜日のチケット完売だよ(*^^*)」と、冷静に突っ込んでくれたのが手綱引きの飛鳥さんです。あっちゃんったら冷静ね!

そうこうして土曜日の部に参加。

ネタバレ禁止なので深く語れないのが残念です…。よがっちの閃きが連発炸裂したり、飛鳥さんが冷静に人の流れを見て問題設置場所を割り出したりしている中で、「この問題はこうじゃないかな!」「問題はあっちにある気がする!」と、二人を錯乱させていた私です。
二人も、まさか一番の敵が味方だったとは到底思うまい。

京セラドームでの開催で、芝生の中へ入れたんですが、そこにも問題が散布しており、初めての野球場、人口芝という事も相まってテンションが異様に上がる私とよがっち。


「ひさしさん!あそこに問題ありますよ!走りましょう!」

「まじか!走る走る!うおおおお!」

「あっ…!ひさしさん意外に速い…!(笑)」


そうなんです。ひさしさん「走るだろうなあ」と想定していたのでスニーカーに短パン、さらにリュックという動きやすい格好で来てたんです。
動きやすさを重視しただけで決して足が速いわけじゃあないんだ。

そして「がんばれー」と微笑みながら歩いてくる飛鳥さん。あれはまるで日曜日に体力の有り余った子ども達を公園へ連れてきた保護者の顔だった、と後日ひさしは語る。

しかし、走り回るも問題が一気に難しくなり結局脱出は無理でした。

脱出率1%という謳い文句を聞いていたので、まあ無理だろうと予測はしていましたが如何せん悔しい。絶対次は脱出してみせる!と意気込み、三人で次の開催地を調べて予定を立てている次第です。まんまと企画者さん達の手のひらで踊らされている。(笑)


その後はご飯に行きました。


「よがっち何食べたいー?」

「よだかは何でも好きっす!ひさしさんは?」

「肉かな」

「はやっ!しかも若干被せ気味に答えましたね!?」

「ひささんお腹大丈夫なんですか?あんまり脂っこいとまた痛くなるんちゃいます?」

「胃袋先輩に聞いても、たぶん大丈夫って言う」

「あれっ!?飛鳥さんスルー!?会話進む感じっすか!?あれっ!?」

「いや、ひささんいつもこんな感じなんで…慣れました。じゃあ焼き肉とか?」

「焼き肉って感じちゃうなあ。なんかこう…トマト的な…」

「トマト!?あれっ!?ちょ、ちょ、待って下さい!よだか、ひさしさんの食べたいものがよく分かんねえっす!」

「いや、トマトが食べたい訳でなく、トマトソース的な?なんかそういうな?」

「ひささん、いつも食べたいもの言う時って和洋中で分類せんと『味』で答えますよね。こないだもソースが食べたいなあ〜とかでお好み焼き食べに行きましたもんね」

「味!?」

「あっ、和洋中で言えばいいんか。いつもこんな感じで答えてたら飛鳥さんが『じゃあこういう系統にしましょうか〜』って手綱引いてくれるからさあ」

「…っ!……っっ!!」

「ちょwwwよだかさん声出さんと爆笑してるwww」

「ひさしさんはフリーダムだなあと思ってましたけど、飛鳥さんのリードが上手かったんすね…!」

「そうだねえ」

「ははっ、慣れました〜」


結局食べに行ったのはピザが美味しいイタリアン。「肉ちゃうやんけwww」と二人に突っ込まれつつ、和気あいあいとした会話を繰り広げて過ごした一日でした。

だがしかし、この中で一番の年長者が私だという事実を知ると戦慄が走るだろう…?どうだ…怖いだろう…?(まさかの締め)

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