在るようで亡い

僕らは走り続けてきた。
ずっとずっと
躓いても引っ張られても
這いつくばって
走り続けた。


この身がどうなろうと
関係ない。


毎日毎日うだうだと死にたい等と戯れ言を発するこの口を切り裂けたらどれほど幸せだろう…


私が私でいるために
どれだけの嘘をついただろう?

私が私を隠すためにどれだけの嘘を吐いた?


どうして自身を責め立てるのに
悲劇のヒロインになろうとするのか。

己が己を知ろうともしないのだから仕方ない。


死にたい気持ちは変わらない。