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莉奈はお姫様

ある所に1人の少女がおりました。
少女はずーっと永遠に少女のままでいたいと言っておりました。

ある時、少女が1人で散歩に出掛けた時
野原でとても顔立ちの良い1人の少年に出会いました。
そして2人は恋に落ちました。


ある日少女に子供を身篭った事が分かると、少女は喜び少年にそれを伝えに行きました。

それを聞いた少年はあまり嬉しそうではありませんでした。


それから何ヶ月か経ったある日の朝、少女が少年の所に行ったら誰もいませんでした。

少女は身篭った自分は少年に捨てられたと知り、さめざめと泣きました。

しかし少女は子供を産み、一生懸命育てました。

ミルク、オムツ、昼寝…

どれも、おままごとの様にはいきませんでした。

少女はだんだん精神的に疲れて来て子供を虐待するようになりました。

子供があまりにも言う事を聞かなければ殴り…
「アンタのせいで私はあの人に捨てられた!アンタがいると少女のままでいれなくなる!」と何度も怒鳴りました。

子供はそれを愛情だと思っていました…いや信じていました。
少女が子供にナイフを振り下ろすまでは―――







その後、少女は遠くの精神病院に入り子供と離れました。

何年も経った後、子供に少女から1枚のハガキが届きました。

内容は……「莉奈はお姫様」っと一言だけ。
子供の様な字で書いてありました。


その後少女からは何の連絡もなく、何処で何をしているのかも分からなくなりました。

ひとりかくれんぼ

用意するもの

手足があるぬいぐるみ
ぬいぐるみに詰めることができる程度の米
爪切り 
縫い針と赤い糸
刃物やガラス片など、鋭利なもの
コップ一杯程度の塩水(天然塩が良いとされる。また一部では日本酒が良いとのことも)

進行方法

下準備としてぬいぐるみに名前をつけ、詰め物を全て出して代わりに米と自分の爪(切って入れる)を入れて縫い合わせる。余った糸は、ある程度ぬいぐるみに巻きつけて結ぶ。
午前3時になったら以下の順に行動する(以下、自分の名前:○○、ぬいぐるみの名前:△△(○○以外)とする)。

1:ぬいぐるみに対して「最初の鬼は○○」と3回言い、ぬいぐるみを水を張った風呂桶
に入れる。
2:家中の電気を全て消してテレビだけつけ、目を瞑って10秒数える。
3:刃物を持って風呂場に行き、「△△見つけた」と言って刺す。
4:
「次は△△が鬼」と言い、自分は塩水を持って押入れなどに隠れる。

終了方法

隠れてから2時間以内に塩水を少し口に含んでから出て、ぬいぐるみを探して(必ず風呂桶にいるとも限らないとされている)コップの残りの塩水、口に含んだ塩水の順にかけ、「私の勝ち」と3回宣言して終了となる。

ぬいぐるみを探す間は心霊現象に遭遇するとされるが、何があっても口の塩水を吐かないように注意するべきであるとされている。 また、ひとりかくれんぼに使用したぬいぐるみは、最終的に燃える方法で処理する必要があるとされている。


注意

物音が聞こえても隠れてる場所から出ちゃいけない。
必ず一人でやること。




よかったらやってみて^^
怖いけど面白いよWW

赤い部屋

とある街に
仲の良い二人組の男たちがいた

二人でなにをするでもなくぶらぶらと歩いていると
ふと、
いつの頃からか目の前に白いワンピースを着た女が歩いているではないか。

二人で顔を見合わせたが、
やはり二人ともいつからこの女がいたのか解らない。
見るとスタイルも良く、黒髪で、二人ともストライクだった。

>こんな可愛い子この街におったかな?
>いや、あの子は振り向いたら絶対可愛いぞ!

そんな風に会話しながらも
二人はやはりどうしても顔が見たかった。

>お、お前声かけろよっ
一人が言うともう一人は おっしゃ と早歩きで女に近寄っていった。

ところが
早歩きしているはずなのに距離が全然縮まないのだ。
だんだん二人はやけになって走り出すのだが
女はすーっとさらに前を普通に歩き続けている。

そして次の角を曲がった瞬間・・・

女は消えていた


おかしいと思いつつも、
やはり可愛い子が少ないこの街では貴重な女。
どちらともなく、無言で辺りのアパートを偵察する。

・・・やっぱりいないか。
そう思って帰ろうとすると、
ふとあるボロアパートが目に止まった。

もしかしてあそこかもしれない。

なんの根拠もない、カンだったがしかし
ふたりは何かにひかれるようにアパートの下まで走っていった。

案の定
というか奇跡的に
女はちょうどドアを開けて中にはいるところだった。

>・・・二階の一番奥・・・。

一人が勢いよく階段を上る。
二人目も同じようにして駆けつけた。

>おい、チャイムならしてみるか?
>やめろよ、彼氏いたらどうするんだよ!
 部屋だけちょっと覗いて、そしたら次の機会にしようぜ!
>んー・・・じゃあ覗いてみるか。
 俺が先だぞ!
>えぇ!!

一人が覗き窓から中を覗く。
幸い古いタイプで、こちらからも少しは見えるようだ。
しかし反応はいまいちだ。

>なんだよ、テンション低いな。
 彼氏いたのか?
>・・・いや、それが妙なんだよ。
 なんにも見えないって言うか・・・さぁ。
>っみえないはずないだろ!!どけよ!

もう一人が覗き窓を覗いた。
やはり反応はいまいちだった。

>な?だろ?やっぱりなんも見えなかったんだ。
>見えないって言うかさあ、
 なんか部屋が赤くねぇか・・・?真っ赤。
>ちょっとみせろ!

そんな具合で二人はのぞきにしては長い間、
ドアの前で入れ替わり立ち替わり部屋を覗いていた。

結局二人の結論は、<のぞき窓に赤いセロファンを張っている
だとか、その他もろもろくだらない理由だった。
しかしやはりふに落ちない。

すると目の前を住人らしきおばさんが通りかかった。
 >あ!ねぇねぇおばさん、あそこの角の人さ・・・
と言いかけるとおばさんは
 >あぁ、あの子いいこよねぇ・・・ホント。
  アパート周辺の掃除までしてくれるのよ。ホント。
  顔も、可愛いしねぇー
と笑顔になった。

あぁ、やっぱり!と二人が顔を見合わせていると
おばさんが急にため息を漏らしてつぶやいた。

>あの子・・・あの子の目さえ普通なら、
 今頃いい人いたでしょうに・・・

>え?彼氏いないの?やったー!
>あなた、知らないの?
>え?なにが?


>あの子の目、真っ赤なの。
 白目も黒目もないの。
 ただ、真っ赤なのよ・・・


おばさんは大きなため息をついてその場を去った
そのあとどうやって家に帰ったのかは二人とも覚えていないという。

あなたの後ろに…

一人暮らしをしている大学生の男がいた。

男が住んでいるのは
ごく普通のアパートだが
たまに妙な事が起こる。

帰宅するとカーテンの形や
ゴミ箱の位置などが微妙に変わっているのだ。

最近は誰かに
つけられているような
気もしてきた。

ストーカーの仕業かと思ったが、
被害がないので警察は動いてくれないだろうと思った男は、
ビデオカメラを設置して証拠を掴む事にした。

早速男はビデオカメラを録画状態のままにし、
大学へと向かった。

・・・帰宅した男は部屋の違和感を認め、
ビデオの録画を停止
し、再生した。


しばらくは何も映らなかった。


しかし夕方になると、
知らない女が包丁を持って
部屋に入ってきたのだ。

女がゴミをあさり、
男の服の匂いをかいだりしていたのを
男は背筋の凍る思いで見ていたが、
これで警察が動いてくれると思うと少しホッとした。


・・・色々物色したあと、
女はなぜか押し入れの中に入っていった。
しかも
なかなか出てこない。

男は不気味に思いつつも
ビデオを見ているとまた、
部屋に誰かが入ってきた

男は息を詰まらせた。
部屋に入ってきたのは

自分だったのだ。


そしてビデオの中の自分は
カメラに近づき録画を止めーーーーーーーーー


ぷ つ ん


そのとき男は確かに聞いた
その声は男の後ろの
押し入れからだった。





“はー はー はぁー はぁぁぁーっ
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