ユウリヤはエレベーターに乗りファビの元に向かう。
偕:ふふ
早くファビ君の場所にたどり着くといいね
聞こえたね天神?
スッ………
偕は自分の携帯を静音の顔に向ける
天神『はい!!聞こえましたッッ!!!』
偕の携帯から天神の声が聞こえた。
静音は冷静に現状を分析する
静音:………ハンズフリーにしていたのですね
最初からこちらの会話は聴こえてたんですか
偕:そうとよ
言葉の魔法を使う意味なんて
今は無いからね
天神『やはり!!
やはり 偕様がいれば天使の街は安泰!!
安泰 安泰 安泰!!
もう ファビはおしまいですううううう!!』
静音:じゃあ こちらも 切り札を出すとしますか
貴方の予想を上回る
規格外の出来事をやりますわ
静音は偕の瞳を見つめる
ゴゴゴ………
ゴゴゴゴゴゴゴ………
偕:この現状を打破する切り札があると……?
ファビ君がさらにパワーアップでもするのかな……?
静音:いいえパワーアップなんてしません
宣言します
ファビ君はすぐに天神さんとデュエルをする事になります。
いつまでも話し合いをするつもりは皆無ですわ