話題:彼氏の家族

現在
特殊な病院に入院していて
外出するには医師の許可がいる
彼の唯一の肉親であるお母さん

今日
私は彼にくっついて
お母さんの外出にお供しました

まず回転寿司へ行き
お腹いっぱいお寿司を食べ
スーパーで買い物をしてから
ひでさんの家に帰ってきて

お母さんの大好きな
かっぱえびせんを
三人でつまみながら
ひでさんの小さい頃の話や
お父さんお母さんのなれそめや
色んな話を聞きました


お母さんはとても寡黙な人
私は二ヶ月ほど前に
一度会ったきりだった

アルツハイマーの疑いが
あるそうなので
忘れられてないか不安だった

だけど会ったらすぐに
「カノコちゃん、カノコちゃん」
って楽しそうに呼んでくれて

最後のお別れのときには
「ぎゅ」って私の両手を握り
なかなか離してくれないくらい
仲良くなれた、のかな

私のことを認めてもらえたようで
とてもうれしかったです(^^*)


お母さんを世話するひでさんは
ちょっと妬けちゃうくらい
とても優しくて
本当に大事にしてるんだなって
胸があつくなった

お母さんだって
長く病気を患っていても
アルツハイマーが襲ってきても
ひでさんのことを見つめる横顔は
紛れも無く「母」のそれで…

「私も息子のために何かしよう」と
ぎこちない手つきで
洗濯物を畳んでくれていた


親子っていいな、
家族を大切にすることが出来るって
素敵だなって思いました


私も帰宅したら
家の手伝いをしなきゃね(^皿^)