話題:創作小説
おはようございます!
コメントありがとうございます!(´∀`)
後程、お返事させて頂きますね★
先程、サイトのリンクページを更新させて頂いたのですが、私…。
丸1ヶ月マトモに絵を描いてないwww
描きたいのあるけど、ホント何やってんのwww
週末、描こう。
そんなこんなで、小説。
ここを抜けると落ちに入ります。
今回はセリアが一人でモダモダしてます( ̄▽ ̄;)
ではでは、追記よりどうぞ(´∀`)
『あああ、つかれた…』
案内されたアリルの自室に入ると、そのままボフンと勢い良く寝台に転がり込む。
あの後、ダリアンとジャミルとミロアで食事をした。
ミロアには、バレない様にダリアンとジャミルに全力でフォローして貰い、事なきを得る。
女王と言う立場上、日々様々な食材を口にするが、ヴァリス家の食卓はそれに劣らぬ豪華さだ。
そして、誰も何も言わない辺り日常の食事なのだろう。
普段、中々呑まない酒も呑んだ。
体験できない事を沢山したと思う。
『今日はほんっっと、色々あったわね…』
はーっ、と大きく息を吐く。
明日、アリルに会ったら色々話したい。
素敵な家族に羨ましく思う。
でも、それ以前に。
『早く会いたいな…』
ポツリ、呟き寝返りを打つと、仄かな香りに鼻をくすぐられた。
(この、香り…?
ー…え、)
『まさか!』
ガバッと跳ね起きる。
当たり前だが、ここはアリルの部屋。
アリルの寝台だ。
毎晩、自分の部屋の自分の寝台で寝るのは当たり前の話で。
『ど、どうしよう…。
アリルの残り香が気になって寝れない…』
怒濤の1日の最後に、こんな罠にかかるとは考えても無かった。
いっそ、朝まで起きていようかとも思ったが、彼の身体に負担を強いる訳には行かない。
残り香に包まれて寝るのは、何て言うか。
(抱き締められてるみたいなんて、思ったら危ないかしら…)
逸る鼓動は落ち着かないが、仕方無いので布団に潜り込む。
なるべく、意識しない様にするも、どうしてもドキドキしてしまう。
向こうも、好き好んでこの状態に置かれている訳では無いのに、失礼では無いか。
(不便をかけて、怒って無いかな…)
申し訳無い気持ちで一杯になりつつも、布団には安眠の魔法がかけらているのか、はたまた騒動の疲れが出たのか、あんなに冴えていた目が次第に蕩けて行った。
(朝になったら、お城に帰らな…きゃ…)
程無くして、セリアの意識は完全に沈没した。
そして、夜が明けたー…。