ムネモシュネ

小説を一冊読んで、落ち込んでる
落ち込んでるというか鬱々としてる

こういうのは珍しい

わたしは割となんでも楽しめるタイプ
偏食しない、たいてい美味しくいただける
だから読書量はけっこうあるのだけど
逆に量が多いせいでひとつひとつの印象は
どうしても薄くなりがちなのです

マメでもないから読書ノートなんて
続いたためしがない…(ブログもだけど)

そんなわたしにも好きな作家さんは当然いる
わたしにとって好きな作家さんというのは
感情をガクガク揺すぶって
身動きすらとれなくなるくらい
わたしを追い詰めてくれる人のこと

追い詰める、っていうのは
悲しみとか苦しみとかばかりでなくて
息が詰まるくらいの幸福も含まれる
うーーん、要するに自分がまるごと
本に飲み込まれてしばらく戻れない、こと？

こういう機会はあんまりないから
とても嬉しい、けど疲れる
毎回毎回これじゃとてもじゃないけど
生きていかれないからたまにがいいのだ

だから手当たり次第に読むのかなあ、わたし

とにかく今日はひどく消耗した
ひさしぶりの大学で気疲れしたうえに
これだから少々つらいものがあった
だけどたまらなく面白かった
印象に残る出来事は、いいなあ

ちなみに読んだのは
桜庭一樹の『ばらばら死体の夜』です

救いもなにもなくて
不愉快で悲しくて哀れで薄ら寒いの

GW前から終わって数日ゾンビみたいになってた私ですが
週明け、今日からどうにかこうにか復活の呪文で
生き返ったかな・・・？どうかな？

とりあえず大学には来れました
たどり着けただけでも良しとせねば・・・

四月から五月、そして九月から十月は
なかなかうまく生活できないわたしです
気持ちいい日和がつづくと
なんだか落ち着かなくて生きにくい
気持ちいいなあとは思うのだけど
それに反比例して生命力が奪われる不思議・・・

なんでかなあ
暑さ寒さが厳しいほうが
なんとなく楽な気がする、変なのお

明日は大学の友達（彼女はもう卒業したけど）と
池袋で中華です！楽しみや〜
明後日はお客さんと焼肉！
食べる予定ばかりでおそろしいな・・・

昨日は母の日ということで
おばあちゃんの家に行って
麻雀したりご飯食べたり
カーネーションでなくラベンダーをあげました
いい匂いだし綺麗だしね

さて、授業行ってきます・・・・・・