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不透明な夜の体温









…っつ――


目を覚ますと覚えのない頭の重さが朝からのしかかる


身体を起こすとアルコールの瓶が見えた


ああ、そうか。


と大人のフリをしながらベッドを探る


おもむろに自分の身体に身に着けると
またベッドに入った


ああ、これからどうしよう。


そんな感情にたいして大事に考えもせず、毎度同じような結論にたどり着く


右には広く小麦色の背中があった
私は右を向き、寄り添って目を閉じた


寝ぼけた頭と重い身体と体温だけは現実味があるが、


今まで続いていた雨が嘘のようにどこかへいき、久しぶりに感じた太陽と暖かな空気は


なんとなくどこか空想のようで考えるのが嫌になった


大人だから、と自分か誰か、言い訳なのか諦めなのか、言い聞かせるように頭をめぐる


いまいち信じる気もない他人の体温で、そんな深いことを考える必要もないか、と自問自答するのをやめた





ああ、また夜がくる。


どうしてこうも私は1人で生きられないのだろう。それともその気がないのだろうか。





背中越しにあなたは何を考えてどんな目をしてるの。




「 ねぇ、これから一緒にいようか。 」




小麦色の背中は右を向いたまま少しも動かず、そう言った




私、夜がこわいの。



うん、大丈夫。もう、大丈夫。






信用性の低い『大丈夫』の何がこうも離れなくさせるのだろうか






一緒にいて、触れていて。


名前を呼んで、髪を撫でて。









ああ、また繰り返す。


もう時間は戻せないのなら







あなたとどこまでも堕ちていきたい





so happy ?







2人で朝を迎えて、2人で食べる朝食ほど、当たり前に幸せなことはない

私はずっとそれを幸せだと思える世界で生きていたい



2人で食べる朝食にいつもよりちょっといいとこのジャムが入るだけでテンションあがりますよね\(^o^)/

日曜日の朝の空気は気持ちがいいですね。
旦那は仕事ですが…(笑)
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