本屋さんで買う派でしょうか?
それとも図書館で借りる派でしょうか?

わたしは断然、買う派です。
図書館に行かないことはないのですが、軽い潔癖症なので、ラミネート加工っていうんですかね、あのつるつるぺたぺたした表紙が苦手なのです。

それに、気に入った本は何度でも読み直したいので、常に手元に置いておきたいのです。

職場の先輩に「オチが分かってるのに何回も読むの?」と言われましたが、1回目より2回目3回目の方が、文章自体のおもしろさ、美しさみたいなものがわかるような気がします。

かしこぶって文章自体のおもしろさとかぬかしてみましたが、ばかなので細かいことはわかりません。ただただ「おもしろいなあ」「綺麗やなあ」「すごいなあ」という漠然とした感想です(笑)

今までに読んだ、何回も読み直したい本ベスト3を紹介したいと思います。

第3位  
その話、続けてもいいですか。/西加奈子


エッセイです。ただただおもしろいです。
どうしてこの人はこんなに人を笑わせる文章が書けるのだろうと分析したくなります(でもばかなのでわかりません。「西さんの書く文章はおもしろいなあ」という漠然とした感じになります)。


第2位
暗いところで待ち合わせ/乙一


中学生くらいから好きな本です。
駅のホームで突き落とし殺人事件が起こります。その容疑者が選んだ隠れ家は、盲目の女性の家なんです。ただのミステリーではありません。じわーっと暖かくなる話です。


第1位
夢十夜/夏目漱石


わたしの人生を変えた本といっても過言ではありません。第一夜から第十夜までの短編なのですが、わたしが感動したのは第一夜です。こんなに美しい文章があるのかー!と、ばかなりに感動したのを覚えています。月の明るい夜に読みたくなるお話です。


また好きな本が変わるかもしれないけれど、今はこの3作品がいちばん好きです。おわり。