教訓

大事なのは今とこれからで、過去のことを考えるのは時間の無駄




あの人に教えてもらったこと






今を見なきゃね




過去に捕らわれるのはやめる




過去の放棄




今やるべきことをちゃんとやろう




一年後二年後、友達に恥じない自分でいたい
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ふと

今ふと思い出したから綴っとく



中学時代のS

私にとって人生初の、人生最大のトラウマを植え付けてきた人




発症の原因の一つにあいつの存在が大きく関わっている

発症の原因はたくさんあるけど、きっかけを作ったのは間違いなくあいつだ




今鮮明に思い出した




あいつの表の顔、裏の顔


さっぱり、すっきりしていて人の心にスルリと入るのが上手いけど、
何か気に入らないことがあったら180度豹変する

簡単に人を裏切る、傷付ける

悪いグループのトップ


怖い


あいつは鬼だ






地獄の中2後半〜中3を何とか切り抜けて、

中学を卒業してやっとあいつと離れられるって思ってた



でも地元がローカル過ぎて、高校登校と下校の電車が丸かぶりだったんだよね


しかも車両数も本数も少ないから毎日顔を会わせなければならない

嫌いなら話しかけてこなけりゃいいのに

わざと近付いてきては嫌な言動を繰り返して心を抉ってくる


地獄の40分




電車に乗るのが怖かった


登下校であいつに会うのが怖かった




家で神経すり減らして
登下校で神経すり減らして
高校で神経すり減らして

まじで地獄の日々だった



あの頃の癒しは、高校の帰りに地元の友達とたまに遊んだことと本屋によく行ったことくらいかな





その他の時間は大抵神経すり減らしてた




辛い日々だったね





そして耐えきれなくなって高2で爆発した



自分がおかしくなった


体の機能も心の機能も完全におかしくなった、狂った




ずっとずっとずっとずっと死にたくて悲しくて辛くて


人と会いたくない

怖い

あの電車に乗れない


動けない


息をするのが辛い


恐怖

辛い感情の中でも恐怖が一番大きかった



もう全て心身全てが辛かった




どこにも誰にも吐き出せない感情




ひたすらブログと日記に綴った




苦しかった




文字に起こすことが私の最大の感情発散のツール





そして高校卒業してやっとあいつと離れることができた

あいつは都内の大学、私は実家で浪人




やっと離れたのに、1日たりともあいつを忘れることが出来なかった


毎日毎日あいつを思い出す
毎日毎日あいつが夢に出てくる


本当に毎日夢に出てくる

そして思い返しては自己嫌悪と後悔と恐怖


高校卒業して、二十歳になるくらいまで続いたかな




しんどかった



現実も夢も全てしんどかったなあ





成人式もあいつに会うことだけが恐怖だった
その後の同窓会はあいつに会うのが怖くて行けなかった


それどころかもう地元に会ってわいわいするのが怖かった


同窓会の写真見て、友達から同窓会の感想聞いて、
行きたかった、行かなくて良かった
どっちの感情も沸いてきたね

でも行かなくて良かったんだと思う




自分の中からあいつが消えてきたのはあの人と出会ってからだった



あの人と出会ってから

毎日が変わって自然と忘れて

いつの間にか夢にも出てこなくなって



過去への依存と現実の状況をダブルで変えてくれたあの人には本当に感謝している

本当に本当に感謝してる

ありがとう




完全にあいつに対してはクリアになった

クリアというかあいつに関することだけシャッターを閉めて閉じ込めた感覚

開けたらまた溢れだしそうだから触れられなかった






怖くて蓋を閉じていたものに今触れて


またあの激しい感情に支配されるんじゃないかって怖い




怖いけど書いてる




ちょうど10年前だね

Sと知り合って仲良くなって酷い仕打ちを受けて




本当に忘れてた


あいつのこと


自分の中では完全に存在していなかった人になってたから鮮明に思い出してびっくり



もう二度と会うことはない


会ってもあいつに微笑むことはない

自分から話題を振ることはない
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