・《レディ・ジェーン・グレイの処刑》は、日本初公開!
・それだけ見たいがために行ったけど、どれも素晴らしくて、満足度が高かった
・怖い絵というテーマなだけあってパッと見て、見るからに不安を感じたり、不幸や死を連想する絵が多い
・見た感じでは綺麗な絵もあるけど、絵の解説を知ると怖くなる
平日に行ったのに、凄い人!
私が行った時は入場制限はありませんでしたが、日曜日だったらあったのかもしれません。
勿論お目当ては、レディ・ジェーン・グレイの処刑。
もうね、見に行って良かったです。怖い絵展というに相応わしい絵でした。
断首刑になった女王の絵ですが、断首の瞬間でもなく血みどろ描写されているわけでもなく。一見絵だけでは怖くないけど、歴史や絵に込められた演出を知ると怖いです。
背景を知らないと怖い絵にならないものも結構あり、キャプションや音声ガイドだけでは不十分だったりします。
たとえば、『チャールズ1世の幸福だった日々』は富と権力と家族を手に入れたイングランド王の絵で、題名通り幸福そうな家族が舟遊びに興じる明るく美しい絵です。
何処を探しても、悪魔がいたり死を予感するものは描かれていません。
題名にもあり歴史から分かる、幸福"だった"に気付いた者だけが、これは幸福な家族の絵ではなく、革命で処刑される残酷な未来を未だ知らない頃の幸福だった時の絵になる、みたいな。
この展覧は予備知識があった方が、全体的に楽しめるかなと思いました。
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Kurono neko
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