有り得なかった。
彼があっちへ帰ってしまってから、ぼくはそれを聞いた。
嘘だろうと思った。皆して、騙しているんだと思った。
でも、あいつらはほんとうだといった。
涙なんて、出てこなかった。
だって、あまりに突然、すぎて。
「好きだった」
・・・・・ユーリ。
おまえは、少しでもぼくのことを好きだったか?
少しでも、ぼくのことを想ってくれていたか?
違ったんなら、別にそれでいいんだ。
“友達”だって、ぼくは嬉しいから。
でも ユーリ。
決してこれは、ぼくの自惚れ なんかじゃないけれど、
―――――――――――ぼくを、 好きだった だろう?
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これは、陛下がこうなってしまうこと防止の為に書いたブツです
ってか、早く言っておかないと本当に取り返しつかなくなるぞ、ユーリ!
おれって、馬鹿かな。
好きだって思ったコに、思いを伝えられないまま、なんて。
―――俺、もうこっちにいられないんだって。
魔力を、失っちゃったんだってさ。
だから―――――・・・・・
「好きだ」
ありえなかった。
そのことを村田から聞いたのは、もう地球に戻っていて、おれはもう、後戻りが出来なかった。
独りになって、泣きそうになって、必死で唇を噛み締めた。
もういちどだけ。
さいごにもういちどだけ、あっちにいけたら。
ずっとじゃなくたっていいから、いちにちだけでいいから。
これだけ、つたえておきたかったのに。
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初っ端から鬱話かよΣ(´□`;)
・・・悲恋しか思いつかなくて困った時の塊です((何
嫁側に続くー
どんなかんじですかねー、見えます?
ここにはユヴォSSしか置きませんw
短いのから長いの、妄想から生まれた走り書きモノまで何でもアリかと思っとります(いい加減)
とにかくユヴォさいこうーーー