きみの全てに恋してる。

話題:東日本大震災


２年前の今日、
朝は普通に起きて
同じような1日を過ごすだけだと

ううん、そんなことすら考えないほど
当たり前の“日常”を生きていた。



地震が起きたとき
私は地元の駅から電車に乗ろうとしていて
突然、周りの建物がガタガタ鳴る音と
立って居られないような揺れを感じて
とっさに広い場所へと逃げました。



幸い私の生活圏では、
震度５の揺れがあっただけで
家族も友達も親戚も無事でした。

けどあの瞬間
本当に“死”を身近に感じたし
家にいる家族のことや
東京湾近くにいた彼の安否が心配で
泣きながら何度も何度も
繋がらない電話をかけていたことを
今でもはっきりと覚えています。


その後、自宅のワンセグＴＶで見た
津波の映像は本当に…
この世の出来事と思えなかった。



その日の夜は頻発する余震に怯えながら
停電の夜を家族で寄り添って過ごし、
翌日から続々と入ってくるショッキング
なニュースの数々にただただうちひしがれ
呆然とする日々でした。





２年経った今、
被災地から遠く離れた場所の人は
“もう”２年か…と感じるかもしれない。

被災地の方々は
“まだ”
まだ、震災の真っ只中にいる気持ちかもしれない。




自然の前に人間は無力だけれど
そこから立ち上がって
何かを学び
そして強くなるものなのだと思う。

でも
進まない被災地の現状を見ると
この国の制度やら法律やらが
頑張って立ち上がろうとしている人々を
邪魔しているようにも思えます。



私は家族を亡くした人の痛みや
故郷を奪われた人の苦しみを
代わりに背負うことはできない。

けど、同じ国に生きるひとりとして
政府に正しい復興の道筋をつくってもらい
、それをちゃんと見ていくことが
義務ではないかと思っています。


そして一生懸命生きて仕事して、
日本を元気にして被災地に少しでも
貢献できたらいいなって思います。



あとは、関東で大震災が起きたときに
自分の地元や家族や友達を守れるよう
制度や防災態勢を整えていきたいと思う。



頑張りたい。

忘れない。

みんなにも忘れないでほしい。




そして
少しでも多くの人が、今日よりも
良い明日を迎えられますように。