君色

誕生日、だったみたい
誕生日の話はしてなかったから
アイツの誕生日がいつか
あたしは知らない

よくよく考えたら
あたしはアイツのこと
何もしらないのかもしれない

ただ、
「おめでとうございます」
ってアイツに後輩がいってて
「でも今日あいつバイトで会えんけんなあ」
ってアイツがゆってたのを
聞こえてしまった

あいつ、ってのは
きっと彼女、だろね

なんなんだろ
なにがおめでとう、なの？
わかんない
しりたいけどきけない

あしたにでも
アイツは彼女に会うのかな、

しかたないよね
なんたって彼女なんだし

くやしい
あんな女のどこがいいの？
あたしはあなたにとって
どんな存在なの？
あたしにしてよ、


あーぁ、

誠さま


コメントありがとうございます

なんだか
背中を優しく撫でられた
感じがしました

あたしの恋を人にいえば
「やめておけ」
「諦めなよ」
って言われるばかりで、

誠さまの言葉は
なんだか胸の奥が
じんわり、しました

結果はきまっているから
自分の好きなように
足掻いてみます

ありがとうございました

「彼女でもない女に
　そんな優しくせんで」

ってゆうたら

「なんでそんなに
　泣きそうなん？」

ってゆうてきて

「〇〇とか〇〇の前じゃ
　楽しそうに笑うくせに
　なんやねん」

って機嫌ワルくなって

「オレって鈍感なん？」

ってどういう意味なの。
もう気付いてんでしょう。

そしたら、
思わず泣いてしまった。

そのあとは
焦ったみたいに
ゴメンゴメン、って
必至に謝ってきた

困らせたくないから
泣きたくなかったけど
とまんなくて

また余計に
ほんまゴメンな、って
頭撫でてきて

そのあとは
ふつうに仲直りした

「なんで泣いたん？」

って聞いてきたけど
わかんない、しか言えなくて。

こんなに泣くのは
アンタにだけなんだよ、
ってのは
言わないでおいたけど。

「あたし浮気する男キライ
アンタは彼女一筋じゃろ？」
ってきいたら

「当たり前じゃん」
ってゆうのは当たり前で。


当たり前って
わかってんのに、
ゆわれたくないこと
ゆわせるように仕向けて、
きいてまた傷ついてる
ぜんぶぜんぶ自分のせいなのに


「あたしに構わんと
あっちおったらええやん」
ってゆってばっかり

ほんまは

「あっち行かんで」

ってゆいたいのに
自分が意味わかんないよね。


それがアタシの
素直な気持ちなの。

つづきだけど
あの夜ね、

手握られてながらずっと
「もっと自信もて」
ってゆわれようて

「浮気されるようなやつ
のこともっと恨まんのん？
他の奴がつきまとっても、
誰にもやらん、って
思えばいいじゃん」
お前は優しすぎる、って。

馬鹿か
あたしはアンタがすきなの
前の男の話しださないで
そんなに簡単にゆわないで
あたしは彼女から
アンタを絶対うばえないでしょ
アンタはあの子がすき
あの子はアンタがすき

アンタはあたしに
振り向かんのんだから

会わんかったら忘れれるのに
もう会わんって決めても
寂しくてたまらんくなって
やっぱノコノコ会いにいって
会ったらまた好きになる

彼女おるけど
別にそれでもいい

想っとるだけでいい
ってのは嘘だけど
頑張って頑張って頑張って、
ほんのちょっとの
見返りがもらえるなら、
あたしはこれでいい。

次に逢うのはいつ？
行かなきゃいいのに
メールくるの待ってる自分が
まじさいていっておもう
でも早く会いたい