すっかり冬の空気。
しみじみ。
電気ストーブを出した。
ブーツを出した。
乾燥がひどい。
どうしかのか早く起きてしまったけど、二度寝して後悔するのが怖いから寝れない。寝たい。
ひまつぶしまでに最近見た映画をば。
講義の参考として二本、
『ドン・ジョバンニ 』
『羅生門』
私的に一本、
『Flowers』
感想は割愛。
という名のごまかし。
それから芥川をぼちぼち読んだ。
『地獄変』はやっぱりすごい。
そのほかは『藪の中』と『袈裟と盛遠』が秀逸。
『偸盗』はただただ長い。
そんな印象。
映画を見るなら原作を先に読むべきだと思う。
言葉が足りない。
おぼつかない。
まあいつものことか。
あざとい自分を排除したい。
気持ちが悪い。
記憶は次々と美化されていく。汚点には無効な弁解の余地を、正当化を。言い訳をべたべたと貼り付けて、思い出せたものじゃない。
当てにしてはいけない。漬かったらいけない。そこに浸ったら今度こそ戻っては来られない。
なにもわからない。
わからない?
わからなくもないからわかりたくもない。
このまま眠ったら、何かを示唆するものを見させられてしまう気がして、でも眠らなくても逃れられなくて、別の区域に立ち入るにも、今はここからどうしたって出ることが出来ない。
居るか居ないかわからないくらいでいい。それがいい。大したことなんて出来ないし、言えないのだよ。なんて逃げ思想。
相も変わらずお腹は空くね。