スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

タイトルなし


コンビニ店員のカカシ先生とリーマンイルカ先生。

iPhoneから送信

君の好きなとこ(例えばその僕が大好きなとことか、さ)


「ありのままの君のことを愛してる」
「は?」
「歌詞です」
「…あ―」
「すごく難しいですよね」
「まぁなかなか出来ないよな」
「でも俺ならできますよ」
「はいはい」
「信じてないですね―」
「そんなことないですヨ―」
「例えば宍戸さんの可愛いくてかっこよくて意地っ張りで頑固で色っぽくて怒りやすくて照れ屋でえろえろなとこも全部、」
「こらこらこらこら」
「ほら怒りっぽい」
「おまえばかか本当」
「ほら照れ屋」
「照れてねぇし」
「ほら意地っ張り」
「だから照れてねぇよ」
「ほら頑固」
「だ―か―ら―!」










「ありのままの宍戸さんを愛してるよ」





















「………おれもだよ」
「ほらね、可愛い」


「………それじゃあそんな長太郎くんには特別体に色っぽいのとえろえろを教えてやるぜ?」











「…そんなかっこいいとこも大好きです、宍戸さん」














君の好きなとこ(もうひとつ言えば僕の全てを愛してるとこなんかも、)













めりーくりすます!
世の中のカップルさんたち、誰よりも幸せな日を過ごせたとおもいます。
みんなキラキラ、可愛いよ。
てことで今日も彼等はいちゃいちゃです。
ヘタレちょたとツンデレ宍戸さんも好きだけど、最近はどちらも男前なふたりが好きです。
中学時代は普通に女の子と経験あっていいと思う。
とくに宍戸さんは告白されたらだいたい頷いてそう(゜∀゜)←
ちょたはひとりの子を大事にするタイプ。
黒髪のきれいな先輩とお付き合いしていましたが彼女さんが高校入るのと同時にお別れしました。
そのあと宍戸さんのこと気になり始めるんだけどいやまさか〜あはは、て誤魔化します。
さすがに中学生のときに同性の子を好きになるっていう事実を簡単に受け入れられないというか…うまく誤魔化せられると思います。
ただの憧れだってば〜てきな感じで(゜∀゜)
けど、いくつかの恋愛を経験して、本気で人を好きになることを知って、それでやっと同性への恋愛感情を認められるというか。宍戸さんを好きって自覚できるというか。
だから鳳宍には高校から付き合ってほしい―
自覚した長太郎と、相変わらずの宍戸さん。適当に勉強してなんとなく彼女?がいてテニスに夢中で友達が増えて。
宍戸さんは長太郎とダブルスを組んだことによって性格絶対丸くなると思う(゜∀゜)
それで友達増えて長太郎を心配させればいい。



長太郎は自覚してからは誰とも付き合いません。
宍戸さんも部活忙しくなったので中学のときに比べて頷く数もなくなりました(笑)
宍戸さんは自覚するというか気付くまでが長い。
そして気付いてからが早い。←
あ、おれ長太郎のこと好きなんだ。あ、そっか―

とかジローとお昼寝してる最中に気付いて急いで跡部に報告しにいくの。


「跡部!おれすげぇことに気付いた!」
「ほう」
「おれ長太郎のこと好きだ!」
「………………それは良かった」
「おう!」


跡部は宍戸が大好きなので彼が笑顔ならさしてなにも問題ではありません。
ただ寂しいだけです。
パパです。

宍戸さん自覚はしても長太郎が自分のことをま さ か 好きとは思ってないので、←
必死にアピールします。
でもやはりちょっと照れるから。


「ちょ、長太郎!」
「?はい、宍戸さん」
「あ、今度の、試合のフォーメーション考えるから昼一緒に食うぞ!」
「え、」
「先輩命令な!(ダッシュ)」「ま、待ってください宍戸さん!」











忍足「なんてベタな展開なんや…」
岳斗「宍戸ってなんなの…?」
ジロ「教えてあげようがっくん。亮ちゃんはいまだたの恋する乙女なんだよ―」




ちょたは自分の気持ちに気付かない宍戸さんのアピール攻めに理性と妄想の狭間で往復ビンタ100連発ぐらい受けてる気分になってしまえばいい。
くそう。可愛いぜ宍戸亮あいしてる!(結 局)←

















あり?なんの話ししてたんだけ―(゜∀゜)(゜∀゜)(゜∀゜)←
まぁこんな感じで、ハジのなかの鳳宍はお互い甘やかし甘やかされ支えあいながらの信頼第一のゴールデンカップルなのです。
お粗末様でやんした。




ひとつさ。


卑怯でもなんでもいいからそばにいてほしくて、
もう、愛してるとかじゃなくて。そんなの関係なくて、2年築き上げたものはやっぱり大事で、そんなもの、そんなちっぽけなもの。





「だったら全部放り投げて迎えに行けばいいだろう」

「そんな顔をされて部活に来られても迷惑だ。」






部長の肩書きを受け継いだ背中は淡々とサーブを打ち込みながら俺の目なんて見ずに呟いた。
友人の言葉は正論で、だから、さらに痛い



「おまえはいいな。いつも可哀相な役ばかりで。」


「先輩がどんな風に考えて居なくなったのかをちゃんと考えてもいないくせに」


「そうやって文句だけ喚き散らして被害者振るのか」






「はっ、くそったれだな」








日吉は、つよい。
弱虫な俺がこうやって泣いても、なんにも動じず正論を言う。
サーブが決まる度にバシッという音がクリアに俺の心に響いた。



「っ、…っしし、どさん…は、」


「泣くな」


「うっ…」


「泣くな、示しがつかん」







樺地の大きな手がおれの背中を擦った
まだ部活時間じゃないけど、後輩たちはまだらに集まりつつある。
俺は樺地に小さく礼を言って、コートをあとにした。












「………まだいたのか」


部活が終わるまで正レギュラー専用の部室に籠っていた。
泣いて腫れた瞼のせいで目を開けるのが億劫だ。
急に飛び込んだ光にすぐ腕で瞼をふさいだ。




「堂々とさぼるとは良い度胸だ」


「…日吉が迷惑って言った…」


「その子どもじみた見解、いい加減にしないと怒るぞ」



バサッと豪快にユニフォームを脱いだ日吉は、もうすっかり部長の仕事が板に付いていて、俺と樺地はあまり役にたっていない。

いつだって日吉は、真直ぐ正しい道を歩いてる、

それを、支えるのはだれ?
不安にならないの?
かなしくならない?
寂しくならない?
弱ってしまうことないの?






「ひよし…」



おれじゃ、なくて

日吉が宍戸さんのそばにいたら、こんな風にはならなかった?






「おれは寂しい。寂しくて死んじゃいそうだよ。辛くて、悲しくて、寂しくて、だって、宍戸さん、はっ、新しい場所で、知らない人達と、楽しく過ごす、かもしれないけ、ど、だってでも、おれ、は、っおれは、まだここにいて、宍戸さんと過ごした、コートで、階段で、場所、で過ごしてて、おれはいつだって思い出すの、にっ、…わす、忘れるなんて、ひきょうなんて、思ったことないのに…っ」






「会いたい…っ」


「ひよし、っおれ、宍戸さんに会いたいっ…」








































「そういうことは本人に言え、ば―か」














「…、うそ、」


「嘘なら、良かったか?」








優しい、影が部室に伸びてる
日吉のため息と、樺地の右手がおれの体を支えてた






「急に樺地から連絡来るから、びびったけど、会ってみたらすげえ困ってるし。おまえ、部活中に泣くなよ、そりゃないぜ?」


「まぁ結局泣かせてる原因はあなたなわけですけど」


「…あぁ、ごめんな」


「謝られても困ります。帰ろう、樺地。」



こくり、と樺地がゆっくり頷いてそしておれの背中をひとなでするまでがすごいスローだった。
おれの目にクリアに映るのは目の前に夕陽を受けるこの人だけ。














「目、腫れてる」




バタン、と部室の扉が閉じる音を聞いてから、宍戸さんは口を開いた。
カツカツと真新しいローファーを鳴らして側にくるのがわかる。




「そんなに泣いたのか?」





ソファにへたりこんだおれの目線に合わせてしゃがんだ宍戸さんの目は、ゆれてない。
見慣れない詰襟の黒の制服。
緩められた首もとから覗く、あのとき最後に触れた喉仏がゆっくりと動いてる。




「泣かせてばっかだな。おれ」



泣きそうなこえ。
ねぇ、ししどさん。



「…遅くなってごめん。」




ことばなんて、どうでもいいから。








触れて、

















「迎え、きたぜ」














性懲りもなくおれは泣いた
宍戸さんは抱き締めないでおれをずっと真正面から見てた
おれは恥かしくて、情けなくて何度もジャージの裾で涙をふいた
間に合わないそれを拒むように、宍戸さんは優しく両手で涙をふいてくれた

その手の暖かさに、おれはまた泣いた


















「日吉と樺地に礼言わなきゃな」
「…どうして?」
「だって俺たち弱虫を叱ってくれたのあいつらじゃんか」
「あはは、そうですね」
「そうだよ、日吉なんて根に持つタイプだし」
「ふふふ…でも、今はだめです」
「…あぁ、今はだめ、だな」








「探しに行きましょう。」

どこまでも。









やっと春が、きたのだから。


(おかえり、ただいま)





























連載…?←

なぜこういう展開になったのか全然理解してません。
ノリってこわ―。


ただ、たんに

どこまでもふたりで一緒に行きたいお―とりくんと
どこまでもふたりで一緒にいてはいけないししどさんのおはなしにするつもりが(笑)


まぁでも
ぶっつけ本番しかも修正なしっていうのもたのしかった\(^O^)/←
結果的にへたれ泣き虫乙女っ子長太郎×男前彼氏気質宍戸さんになりましたがね。
そして日吉がすき。
樺地もすき。
日吉は厳しいこと言ってすげえ長太郎いじめてるけど、実は宍戸さんから「長太郎元気?」とかそういうメールばっかきててそろそろこいつらぶっ飛ばして殺る←あ とか思ってたときなので。いつもより長太郎へのあたりが5割増ぐらいです。(笑)
樺地はそんな日吉の心中を知っていたので急いで跡部たまに宍戸の通う高校の場所を聞き出しお出迎えにあがりました。

あ、宍戸さんの学ランは趣味です(笑)
すごく似合うと思うんだがどうでしょうか。←?
それにしても宍戸さんはどの色のセーターも似合うなぁ。
いやでも黒のVに眼鏡スタイルと緑のカーデスタイルを押します。
ネクタイはあまりしません。
夏も色付ポロ(黒か灰色)か洋楽rockTシャツ登校願います。

うお―かなり燃える制服芸人やってほしいなやっぱり\(^O^)/こら






うん
てことでやっぱり最後は幸せ(^ω^)

ひとつさ、




本当は、謝るのは俺のほうだ。


一つ年下のおまえをこうやって部活さぼらせてまで不安にさせる俺に問題がある。









ゆっくりと。時は流れていたはずなのに。












「宍戸さん」



おまえが俺を呼ぶときの声が好きだよ



「なんでなにも言わないの?」


ここちいいからだ、ばか


「ばか、とかあほとか。」


あ、いま


「そんなん、いつも言ってるだろ」













"いつも"





いつも、一緒だった。
朝も。部活のときも。昼飯のときも。放課後も。土日も。いつも、一緒だった。

お互いふたりしか居る人がいないんじゃないかってぐらい、ふたりでしかいなくて、
自然に、
必然的にキスもしたし、セックスもした。
なにも疑問に思わなかった。
好きという言葉に、
愛してるって言葉に、意味なんてもたせないようにした。













海が見えた
ゆらゆらと、夕陽にゆれる

ひたりと、隣りから黙々と俺を見つめる視線が首に絡み付く。
首を、絞められてるみたいだ。

重ねられた左手が、あつい。







「…すみません」

「こんな遠くまで連れて来るつもりじゃなかったんです」



あいつの左手の親指は自然と俺の喉仏を這う。まるで愛撫だ。あつくて、あつくて、思わずその指を握った。




刺すように冷たい俺の右手が、ゆっくりと体温を奪ってく。













「嘘だろ」













「本当は、もっと遠くまで行くつもりだったんだろ、」












違う
違うだろう、長太郎

本当はこんな風になりたかったわけじゃないだろう。本当は普通の先輩後輩で居たかっただろう。なのに俺が、そうさせなかった。俺が、自分で、長太郎にそばにいてほしくて。どうしても、"いつも"一緒にいたくて。


全部奪ったんだ。
長太郎の全部を、奪ったんだ俺は。
優しさも、尊敬も、慈愛も、全て。だって本当は、こんな風に体温を与えたい相手は、冷たくて硬い手なんかじゃなくて温かくて柔らかい手だったはずなんだ。長太郎が抱き締めるのは、キスをするのは、セックスをするのはこんな風にでかくて、薄っぺらくて、浅黒いおれなんかじゃない。

おれなんかじゃないのに。














「どこまでも行こう、長太郎」














奪ったこの右手を、離せるわけないだろう。





















卑怯でごめん。
本当は必然なんかじゃなかった。当たり前なんかじゃなかった。
それでも俺は長太郎を離したくない。
好きも、愛してるも意味なんてまだわからない。
わからないからこそ、おまえと見つけたい。
それでも、春は来るから。
今はまだ寒くて、冷たくて、それはふたりが離れていなくちゃいけないからだけど、
それでも、春また来るから。






そしたら今度はちゃんと連れて行きたい
奪うじゃなくて与えたい
長太郎の涙が乾くくらい優しい手になってたい
抱き締めるんじゃなくて、一緒に抱き合えるように














冬が近付く。
もうすぐ、あなたはとおくへいってしまう。

(むかえにいくよ、すぐに)

ひとつさ






「宍戸さん」

「あ?」


「なんでなにも言わないの?」


「なにを言うんだよ、逆に」





恐ろしいほどふたりとも冷静だ。


怖いぐらい、静かに、ただ向かいの窓から見える景色を見てる、ふり。






「ばか、とかあほとか。」


「はは、なんでだよ」


「……………」


「そんなん、いつも言ってるだろ」







俺たちの会話は、どこまで、誰にまで、聞こえているんだろうか。
こんな小さな車両の中で、誰がおれらの話しを気にするだろう、
誰が、こんな風に男ふたりでだらしなくイスに座ってぼ―っとしてるやつらを気にするだろうか、




いっそう見えないようにしてしまいたい。










「あ、海」


「…すみません」


「ん?」


「こんな遠くまで連れて来るつもりじゃなかったんです」





無理矢理振り向いたから、喉の皮膚が窮屈そうに引っ張られてる、
きれいな肌
勝手に、自分に触れるかのように指がのびる







「嘘だろ」











「本当は、もっと遠くまで行くつもりだったんだろ、」









喉仏を撫でる親指をそっと握る宍戸さんの手は恐ろしく冷たい。
最初から繋いであった左手は、じんわりと俺の体温で暖まってたのに、
どうして気付かなかったんだろ。触れていないと不安なのに、ふあん、なのに。





ギュッと、強く握り直す。











「どこまでも行こう、長太郎」












海を見つめる宍戸さんの目はゆらゆら揺れていた
波のせいでもない
夕陽のせいでもない
涙のせいでもない
俺のせいでもない。




覚悟の、せいだ


















冬が近付く。
この人はもうすぐ、とおくへ行ってしまう。

ふたりだけの世界なら良かったのに。この人が興味を示す全てが俺のもとにだけあったら良かったのに。こんなにも小さな車両の中で、誰もおれらなんか気にしてなくて、こうやって俺が惨めなくらい泣いたってそれを宍戸さんが抱き締めたって、誰も気になんかしないのに、


だれも、いないのに。














この人はとおくへ行ってしまう

(おいてかないで、ししどさん)
前の記事へ 次の記事へ