この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。
ログイン |
妄想過多なBLしかない。18歳未満は気を付けて。
※アルバート×ルーン
※我が子
※ルーンとアルバート
※安定のアルバート
白衣を纏った青年に、どう考えても本来の目的とは別に作られたであろう巨大な斧が振り下ろされる。斧の持ち主は青年よりふたまわりも体のサイズが大きい。
青年は寸でのところで攻撃を躱した。
轟音とともに、粉塵が舞う。
「勧告しておいてあげる。―――それ以上近寄るな。」
青年は笑ってそう告げた。
懇親の一撃を避けられたうえに涼しい顔をしてそう言う青年に男は容易く、激昂した。
そして再度武器を振り上げ、青年に襲い掛かる。
「せーっかく、忠告してあげたのに!」
馬鹿だね、そう呟いて青年は笑みを深めた。
そこで初めて男は青年に恐怖を覚える。
美しいマリンブルーの瞳に底知れない狂気を見たからだ。
「っ!」
「遅いよ。」
激痛が体を背後から貫いた。
(くそ、仲間がいやがったのか…)
歪む視界の中振り向くが誰もいない。
男は真実を知ることなく、的確に心臓を貫かれた剣によって、息絶えた。
「お疲れさまですルーン様。」
「ん。ま、疲れるほど力も使ってないけどねー。」
青年は後ろに控えていた自らの犬である男に笑いかけた。
男は青年の笑みに頬を染める。
「奴が砂巻き上げてくれたおかげで錬成しやすかったしね。」
「そうですね。あの男は何が起こったのか分かっていないようでしたが。」
「しょうがないんじゃない?空間錬成できる人間ってほとんど知られてないし。」
「やはりルーン様は選ばれた人間なのですね…」
恍惚とした表情を浮かべる男を一瞥して、青年は呆れたようにため息を吐く。
「俺は普通だよ。ただ人よりちょっと強い力を所持してるだけ。」
彼はそんな風に謙遜をのべた。
どう考えても普通とは掛け離れた位置にいるのに。
青年は、笑う。
「ま、負けたことなんてないけどね」
----------------
自分で書いといてあれだけどアルバートって本当に気持ち悪いよね(迫真)
とりあえず戦闘シーンもっとうまく書けるようになりたいなぁ。
性 別 | 女性 |
誕生日 | 10月13日 |
職 業 | 大学生 |