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うーん。


白泉もスマホになっているわけですが。エムブロとネーター?の相性が悪すぎでおこです。エムペとの相性も悪くておこです。
ログインできないわ設定変えられないわで非常におこです。旧ネーター?と普通のブラウザではできるというのによくわかりません。おこです。激おこぷんぷん丸です。更新意欲が削がれますよマジで。

さてさて。
D灰連載を進めようにも原作がストップしているようで今後の方針が決まらない白泉さんです。とりあえずリハビリがてら書きたいものを書きます。
にんたまと黒バス書きます。書きますよ、ええ、がんばります。
メールでしたためてから投稿する感じでがんばりますよ。白泉さんやればできるこだから。まじだから。

つーわけで、のそのそと復活してきますー。

SS。



「ね、真ちゃん、付き合って」

「…今度はどこにいくのだよ?」

「(そうなるよねえ)」


通算12回目の俺の告白はまたも呆気なく終わった。
男同士の、というよりも恋愛自体に疎い緑間は言葉の続きを発しない俺に不可思議そうな目を向けた。
好きだよ、といえば友情と捉え。
付き合って、は遊びになり。


「しーんちゃん」

「なんだ」

「好きだよ」

「…何度も聞いたのだよ」


はあ、という溜め息とともにずれた眼鏡が指で押し上げられる。その表情はテーピングを巻いた手に遮られて窺えない。


「あっは、そーだよねえ。んじゃま、帰りますか」


軽く笑ってさようなら。
また次の日には同じことを繰り返すのだけれど。


(だからまだ気付かない、二重に隠れた瞳が戸惑いに揺れていることを)


「早く春が来ないかなー」

「あと三ヶ月、だな」

SS。



「へーすけ!起きて起きて!」

「なんなのだ、起きるにはまだ…」

「雪!」

「ぶっ!?」


起き抜けの顔に落とされたのは白くて冷たいものだった。体温で僅かに溶けるそれを顔を振って乱雑に落とす。冷たさに覚めた目で前を向けば開け放たれた障子と、まるで豆腐のように綺麗に白く染まった庭が映った。


「おお、」

「ほらほら着替えて!雷蔵達も起きてるよ、合戦するよ合戦!」


先いくからねー、と言い残した勘ちゃんは障子を開けたまま足跡を残して走っていった。忍なのに痕跡を残してしまう雪を喜ぶなんて、なんてことを思いながらも俺は寝間着の紐を解いた。


(合戦ならば負けない)


「私は雷蔵と、兵助は勘ちゃんと」

「俺は?」

「八は、ええとそっち…いやあっち…」

「ろ組でいーんじゃない?」

「(まだまだ始まらなそうなのだ)」

SS。



ふと、思うことがある。
ここは誰かの世界で、元の物語とは別だという。
なら、俺が元いたあの世界はいったい誰のものなのだろうか。

みんなの世界?みんなって誰だ。
俺の世界?そんな傲慢なこと言えない。


「そしたら、慧斗が言う…ええと、この世界、慧斗が本で読んでいたっつー世界は誰のものなんさ?」

『そりゃあ描いてた人のものなんじゃない?作者なわけだし』

「じゃあこの世界も、慧斗が元々いた世界も作った人のものなんじゃねーの?」

『神様ってこと?』

「作った人が神様」

『神様、ねえ』


じゃあ、今のこの世界は誰が作ったんだろう。なんで俺はここにいるんだろう。
結局、誰の世界なんだろう。


「考えたってわかんないって、作ったのは俺らじゃないんだからさ」

『ま、そーかもね』


いつか、わかりそうな気がするのは、きっと気のせい。

SS。




「さーむーいー」

「冬だからな」

「…ねー、朔夜」

「あっためないぞ」

「なにもいってないのに!」

「お前の言いそうなことくらいわかる」

「(ぐぬぬ)」


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