話題:政治

TPP の交渉参加が決定したそうで(ここら辺ネットニュースなんかTPPそのものへの参加をミスリードさせてるくだりがあるけどこれってどうなの?)。

ネットだと基本反対意見しか見ないのだが世間では賛成のほうが多いってのはいろいろ興味深いところ。

今回の件、実は交渉参加自体にはそこまで反対じゃなかったり(ぶっちゃけわからんことが多すぎるというのが本音だが)。 
実際、国からの支援なしでは成り立たなかったり、過去の遺産食い潰してなんとか成り立ってたりとこのままでは死にいくことが目に見えてる産業が存在するのも事実。

オリンパスやら大王製紙なんか見てても、日本企業の世襲制よろしくの空気読む文化って一度腐ると自浄作用ではどうしようもないところが多い。
なので何かしら変革のためのカンフル剤は必要。 
死ぬのが早いか遅いかの違いなら例え早死にのリスクがあろうと改革を目指し外部からの介入を許すってのは普通に論理が通っている。 
あとはリスクに対するメリットがどうなのかという話なのだが、そこらへんになってくると因子が多すぎてどの主張が正しいのか判別がつかん。

 

ただ交渉参加の是非ですらここまで反発する反対派の主張って、大概が政府(およびその外交力)が信用ならないの一点に帰結している(交渉とか言っても結局アメリカの言いなりになるに決まってるとか、一度交渉に参加したら参加せざるを得ないとか)。そこまでダメな意味での信頼感を安定させてしまっている政府の現状を考えると確かに時期尚早かなあとは思う。