話題:研修

本日は研修なり。

今月3日目の研修。

これで、今月は終わり

本日は、東京聖路加国際病院、訪問看護ステーションの管理者さんのターミナルケアについての講演でした


ターミナルって簡単に言うと、

人生の終末期って事だ。


昔はほとんどの方が家で亡くなっていたわけですが、今はほとんどの方が人生の最後を病院で迎えている。

そんな中で、東京聖路加の訪問看護ステーションの利用者のうち、3分の1は在宅で最後を迎えられてる。


人生の最後を、家では不安だからと病院で迎える事を選択する人もいれば、

やっぱり最後は住み慣れた家で逝きたいと希望する人もいる。


介護保険が始まり、医療費抑制の目的もあり、介護が必要な方の生活も、在宅へシフトしていっている中で、

在宅で終末期ケアを受ける方も増えているのではないでしょうか。


そんな中で、医療、福祉従事者が何が出来るのか?という、答えがあるようで無いような道のりを歩き続ける講師の先生の話しを聞いて、

感じる事が多かった。


介護や看護従事者の問題を考える中で、目につくのが、仕事がきついだとか、給料が安いだとか、そんな事ばかり。


問題にならないわけではないが、やはり辛いのは介護、看護側もそうなのですが、

ケアを受ける本人や、こうあるべきだという理想を知りながらも、家族ではどうする事も出来ない葛藤と戦っている家族も、

辛いのではないでしょうか。


近年は介護保険制度の普及も伴って、施設の利用の希望をする人がたくさんいますが、それでも、在宅で、本人と一緒に障害や病気と戦っている方達がたくさんいます。

それを支える為に戦っている、訪問看護さんやヘルパーさん達がたくさんいます。


それを忘れてはいけないと思いました。


日本における、介護、福祉というものは、ある種のタブーなのでしょうか?

深刻な問題であるのに対し、あまり深い場所は取り上げられていないような気がします。