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宮内庁は3日、天皇陛下が11月上旬に、病院で前立腺のMRI検査を受けられる方向で調整していると発表した。これまでの血液検査で、前立腺の疾患について「やや懸念される傾向」が見られたという。側近によると、陛下はジョギングなど普段通り運動も続けられており、体調に変化はないという。
宮内庁によると、陛下は今年、数値が正常より高い場合、前立腺腫瘍、前立腺肥大症、前立腺炎などの可能性があるとされるPSA(前立腺特異抗原)の検査をご受検。陛下の数値は大幅に高いわけではないものの、傾向として少し高くなってきており、医師の判断で疾患の有無を調べるため、MRI検査を受けられるという。
検査の日程は陛下の予定を踏まえて調整を進めており、ご公務への影響はない。MRI検査の結果を受けて、組織を採取するなどさらに精密な検査が必要か検討するという。