船木容疑者が院長を務める「王子北口内科クリニック」＝９月１４日、東京都北区（塔野岡剛撮影）

医師が新型コロナウイルスのワクチン接種を偽装し、業務委託料をだまし取った事件で、警視庁は３日、詐欺と公電磁的記録不正作出・同供用の疑いで、東京都北区の「王子北口内科クリニック」の院長、船木威徳被告（５１）＝詐欺罪で起訴＝を再逮捕した。黙秘しているという。

再逮捕容疑は昨年９〜１２月、愛知県稲沢市の４０代の母親ら親子３人にワクチンを接種したとする虚偽の予診票を作成し、稲沢市から業務委託料約１万４千円をだまし取り、市職員に虚偽情報を国のワクチン接種記録システムに登録させたなどとしている。

警視庁捜査２課によると、船木容疑者と母親は数年前に投資セミナーで知り合い、母親は「（ワクチンは）人体に悪影響を及ぼすと思っていた」などと説明しているという。

クリニックでは令和３年７月以降、約２３０人に接種した記録があり、同様の不正がなかったか慎重に調べる。

警視庁は９月、札幌市の母子３人にワクチン接種を偽装し、業務委託料を詐取したなどとして、船木容疑者を逮捕していた。






↓↓↓

■【衝撃事件の核心】接種はウソだったのか　反ワクチン医師の背信 - 産経ニュース

https://www.sankei.com/article/20220918-DRBAEZRSSNPRXDG2KSZJXH6QYY/