・銀魂夢
・途中まで
・攘夷戦争時代
・妄想上の三郎出演
・あの四人はまだ
・昨日の予定作品紹介バトンのブツ
・夢主「山県有栖(やまがたありす)」
「…っと」
深い草むらの中を歩き水場を探す。
鬼兵隊所属、平賀三郎。
日差しに手をかざし、一人この先にある泉を目指していた。
――ガサッ
生い茂る最後の枝をかき分けた先には…
「え」
透明な水に白い肌がよく映える。
すらりとした身体に、肩ほどまでの決して長くはない髪。
勇ましさを感じさせる少し切れ長の目元は、長い睫毛で影ができていた。
「……………スケベ」
「っ!!」
後ろ姿のまま彼女はニヤリと笑い、身体を隠すでもなく濡れた髪をかき上げた。
「なっ…!有栖さん!?何やってんですかアンタ!こんなとこで…」
「仕方ないでしょーが。今日は暑いんだもん」
「それにしたってもうちょっと警戒とかしてくれよ!こんなとこ総督に見つかったら俺が殺されるんすから!」
はぁあ、とため息をつきながら三郎は背を向けた。
彼女の名は山県有栖。
攘夷戦争を共に駆ける紅一点である。
だがそのさっぱりした性格ゆえか、どこか普通の女とは違う雰囲気を放っていた。
「大丈夫だって。あたしが言い訳してやるから。…その代わりさ、ちょっとここにいなよ。話相手んなってくんない?」
「はあっ!?」
「もうしばらく浸かってたいんだけど暇だから」
「冗談だろ!?なんで俺が…」
文句を垂れていた三郎はふと考えた。
このような場所、いつ天人が現れるかもわからない。
いや、天人相手でなくともこんな姿の彼女を一人にするのは危険すぎる。
「ハァ…。ったく、俺じゃなかったらどうなってたか知らないすよ」
「三郎は浮ついた話一切ないもんなぁ。立派なこった」
男所帯に女一人。
戦いの高揚した気分は情欲のそれとよく似ている。
…欲望の矛先。
彼女はそれとなり得ることを知っていて、ここにいるのだろうか。
「俺ァ剣はさっぱりだが、カラクリ相手に結構好き勝手させてもらってる。…こういうとこくらい理性働かせねェとさ」
「ふーん…」
ぱしゃん、と時折静かに水音がした。
「でもアンタを慕う輩なんて山ほどいるはずだ。いや、慕うならまだしもそーゆー目で見る野郎も少なくない」
「あー…そうだねぇ」
のほほんとした物言いに危機感などまるでない。
どこか達観したような、諦めたような声が響いた。
「…まァそんな心配しなくたってあの人達がいる限り、大事は起こらんでしょーけど」
…『あの人達』。
彼らはこの戦争に参加する誰もが認める四人の強者である。
有栖はいつもその中にいた。
幼い頃からの仲間内だというが、それでもあの猛将らと行動を共にするということは彼女の実力が窺える。
…だが何よりも、あの四人はおそらく彼女のことを…
続?
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…ぐっだぐだじゃん←
ずーっと三郎との会話?
なんだそれ(笑)
ちなみにコレ結構前に書いたんですが…
つか三郎こんなんじゃないだろ!って方すみません!
私の中で三郎はこんなんになり果てました(ちょ)
でも仲良いといい!
そして結構しっかり者だといい!
…アレ?これ三郎夢?
違うよ?違うよね?
うん。違う違う。
話題:名前変換無し夢小説。