追憶-あの日見た夢-

サークルでは役職に別れて集まり席につく
そのせいか、彼を含めた
同じ役職の人達とは男女関係なく
仲良くなるのに時間がかからなかった


そしてなぜか飲み会の席で
彼と私はほんとに仲が良いねと
ちょくちょく言われるようになる


私達の役職の仲が良いならともかく
私達二人の仲が、である


疑問に思いながらも
その度に私は

ーそんなことないですよー

と交わすのだった


そんなこんなで夏休みに入っていき
ある日同じ役職の別の男の子から
メールが来たのです




お誘いメールでした。

自転車で途中まで一緒に帰る私達


彼「家どこなん(・∀・？

私「あっちー(-ω-

彼「全然通り道じゃ(・∀・
　　夜遅いし、送るよ？

私「大丈夫！気にせんでちゃんと帰ってなぁ(-ω-

彼「そー？(・∀・｀


なんて心配されながら
他愛のない話をして帰る


途中恋バナになる


彼「実際の所(彼氏)居るん？(・∀・

私「居らんよ(-ω-居ったとしても言わんし

彼「まじで居らんのんじゃ(・◇・
　　まぁでも俺も言わんな
　　周りに冷やかされるの嫌じゃし

私「そう！そっとしといてほしいよね´｀
　　ってことは、いたんだ(笑)

彼「うん、いたよー
　　…俺の顔見て居らん思っただろ(-_-

私「いーや、思ってないよ 笑←


正直彼の顔はあまり良い方ではない;
それまでの私は俗に言うイケメンしか
好意も興味も持てなかった
だから当時彼に対して意識も何も
していなかった


彼「もーいーよー(-_-｀

私「ごめんってば;


とか言っていたら私の家の近くに


私「あ、ごめん
　　結局付き合わせちゃった…

彼「いーよ。じゃあお礼に家に
　　あがらせてもらおっかなー♪

私「あ、ごめん、部屋散らかってる…(・_・｀

彼「冗談だって(笑)リアルに返すなよ;;;

私「あ、うん(笑)




結局最後まで送ってくれ
その日は何事もなく終わったのでした

ファストフード店に10人程度で入った私達
彼もメンバーに入っていました


席は男女一列に座るという
なぜか合コンみたいな席に(笑)


席に着きオーダーした後
やがてシンとなる


頑張って会話をさせようとして
話を振ってくれる会長さん


ーどうしてこのサークルに入ったのか
ー先輩たちのこと
ー岡山のこと
ー好きなタイプ
ーズバリ恋人は(笑)


実はこの間に彼氏がいた
自分から言う必要もなかったし
バラしたくもなかったので
いないことにしていた


ちなみにこの時恋人がいた人は
会長さんと男子１人だけだったとゆー(笑)



なんとか話は続き、
その場にいた人全員とアドレス交換
をすることが出来た


時間は過ぎ解散


みんな帰る方向に
それぞれ一緒になって帰っていった


残った彼と私は帰りが
同じ方向であることが分かり
途中まで一緒に帰ることになったのです。

私はボランティアサークルに入っていて
そのなかに役職が4つある


彼と私は役職が一緒になり
そこで初めて出会った
その時はまだ話も出来ていなかった
軽く自己紹介して
アドレス交換した程度


でも一番最初に交換した人だった


男女比が明らかに大きくて
サークルに行く度
一年生はいつも男女が
別々に固まっている状態


交流出来てないのを
見兼ねた会長(部長)さんは
1年生の一部を集めて
ご飯に連れていってくれました。

私と彼氏が付き合ったきっかけは
至ってシンプル。


だけどこんなに
バカで
一途で
素直で
可愛くて
ちょっぴり意地悪な奴


私のまわりに
なかなかいなかったから


私にとってとても特別な人。




のろけちゃった←




出会いは大学のサークルでした