2010.1.10 22:59 Sun [日々のこと]
今、思うこと

昨日、親友の告別式に行ってきました。


彼女はGREEのグリ友でもある「ひーちゃん」です。

ずっと乳ガン治療を続けていた彼女に
グリのコミュで、同じ病と戦っている人達と交流することで
何か情報を得たり、つらい治療をする励みになればいいと思って
グリに誘いました。


私とひーちゃんは、ひーちゃんが亡くなるまで8年以上の間、
頻繁にメールのやりとりをしていました。

ほぼ毎日のように
長くても4日あくことはないくらい。

その日あったことや
思っていること、
病気になってからは
病状のこと、治療のこと、
それに対する彼女の思い、
いろいろやりとりはしたけれど、

同じ病と向き合っている者同士だからこそわかりあえることもあるんじゃないかと思って
グリに誘いました。

…少しは役に立てたのかな




昨日、
できるだけ泣かないで
できれば笑顔で遺影に話し掛けたいなと思っていましたが、

彼女の声やしぐさや笑顔や
今まであったいろいろなことが次々に思い出されて

やっぱり泣いてしまいました。
だめだなぁ。


でも、思ってることはちゃんと全部、心の中で話しかけました。
伝わったかな。




もっと何か私にしてあげられることがあったんじゃないか、っていう後悔は
きっとこの先もずっと引きずっていくと思います。

でも、過去には戻れないし
生きていくかぎり
前に進むしか選択肢はないから


私は私がこの世を去るときまで
時間を無駄にしないで
自分らしく
自分の納得できるような
そんな生き方をしていきたいなと
そう改めて思いました。



弘美ちゃん、
私は弘美ちゃんと出会えて
ほんとに幸せだよ。
だからまだ少しの間は
弘美ちゃんのことを思って
ビービー泣いてしまうと思うけど、
気持ちはちゃんと前向きだから
大丈夫だよ。

頑張るからね。



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2010.1.8 23:38 Fri [日々のこと]
別れ

短大生のころからの友達が
昨夜亡くなりました。

一時期疎遠になったこともありましたが、私の大切な親友です。



彼女は乳ガン治療をずっと続けていました。


肺や骨への転移の話を聞いていたし
最近は入院が長引いていたこともあって

心の片隅では「その時の覚悟」はしなくちゃいけないと
頭では思っていましたが、

こんなに急にその時が来るだなんて、考えてもいませんでした。



今朝、彼女のケータイから来た彼女のご主人のメールを見て
自分の目を疑いました。

一瞬、何のことか理解できなくて、
でもメールの中の「永眠」という文字だけは
はっきりと見えました。


35歳。
やりたいことがたくさんあっただろうし、
まだまだ生きていたかっただろうし、
そして何よりも、子供を産みたかったはず。


日々の生活の中で
「生きる」ということが当たり前のようにあると思ってしまいがちな年齢で


ガンの宣告をされ、
放射線や抗がん剤などの治療を何年も続けて、
心身共につらい思いをしてきた彼女。


私は何がしてあげられたんだろう、
ああすればよかった、
こうしたらよかった、
もっと何かできたんじゃないか、
なんてふがいない友達だったんだろう、って

今は後悔ばかりしています。



本当は年が明ける前に一度会っておきたくて
「もっと元気になってから会いたい」
という彼女の言葉も無視して
本当の病状や病院名を彼女のご主人に聞こうとしていて
なかなか連絡が取れないうちに
長女のインフルエンザや他の予定でダメになって、

でも4月の出産までには会っておきたくて、
年が明けて落ち着いたら会いにいこうと思っていた矢先の訃報でした。


喪失感もあるけれど
まだ信じられないのも半分あって
気持ちは混乱しています。


明日、告別式に行ってきます。
…多分、いや絶対泣いちゃうだろうな。
でも、できるだけ彼女の遺影と笑って会話できるように

ただ悲しい別れじゃなくて、
新しい旅を始める彼女を見送れるように

頑張ったよね
楽しかったよね
今までありがとう
これからも頑張るよ

いろんな気持ちを伝えられるように


しっかり頑張れ、私。




つらくて長かった治療と痛みから解放されて、
穏やかで優しい顔をして眠りについていますように。


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