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スマート本が欲しいですとか言ってみる

正臣がみんなに愛されてる薄い本が欲しいです

肌色の量は問いません

正臣がにこにこきゃっきゃしている薄い本が欲しいです



あー、薄い本欲しくなるとか久しぶり

正臣最強

可愛い可愛いあの子は年下の男の子

夢のなーかなーら言ーえーる!

正臣が夢に出てきてくれました
三が日は臨也さんとらぶらぶちゅっちゅで忙しかったようですが正臣に会えました
正臣以外にもいた気がするけど、正臣しか覚えていません
正臣かわいかったです

うへへへ

朝、二人で寝坊して波江さんが来る時間になって慌てて着替えようとして「正臣君、そっち俺のパンツ!」「うひゃあ!」な彼パンツ正臣とか想像してにやにやしています
彼シャツ彼コートときたら彼パンツなんていいんじゃねとあらぶりました
正臨でも臨正でも正臣が幸せならそれでいいと思った
むしろリバでいいんだ
臨正からの正臨とかも大好きなんだ
というか正臨正と臨正臨の違いが未だによくわからないんだ
むしろ正臨リンとかじゃだめかしら
紀田サンドおいしい
男前な紀田君もビッチな紀田君も小悪魔な紀田君も大好きだ

去年は終盤になってですが正臣に出会えてよかったです
今年も正臣を全力で愛でていきます

臨也さんも平和島さんも大好きです
臨静も大好きです
臨也さんの幸せが重要なので正臣と平和島さんがライバルにはなりません
臨也さんが三人いれば世界は薔薇色だと思います
臨正の臨也さんと正臨の臨也さんと臨静の臨也さん
臨也さん臨也さん臨也さん
あと、うちの弟になってくれる正臣がいれば最高ですげへへ

正臣と臨也さんと平和島さんを具現化するにはどんな秘密道具が必要なんだろう

ちょ、にゃんこ先生そこ代われ!

スーパーに行ったら、十歳くらいの少女が両手でぬいぐるみを抱えていた。

微笑ましいわ、と思った次の瞬間気が付いた。

あの、ぬいぐるみ、にゃんこせんせいじゃまいか

めくるめく妄想in駅前スーパー

学校からの帰り道、公園のベンチに忘れられたぬいぐるみ。
もう誰もいない公園で抱きしめたぬいぐるみからは、微かにおひさまの匂いがした。

あのぬいぐるみは結局どうなったんだっけと思い出す夏目の腕の中には今、暖かな猫の姿をした妖怪がいる。



みたいな夏目きゅんきゅん

るすばんひとり(正+臨)

広い広いベッドで目を覚ます。

カーテン越しの日差しに眉を寄せ、サイドテーブルに手を伸ばす。
携帯電話の人工的な明るさが目に痛い。
曜日と時刻、一件の新着メールを確認。
三回読み返しながら体を起こす。
待ち受け画面に戻した携帯電話を一旦枕元に置く。
ようやくベッドから抜け出ると、昨夜放り投げたシャツを足下から拾い上げそのままゆっくり上体を反らし伸びをする。筋肉に呼吸をさせる感覚が気持ちよい。
シャツだけを羽織り携帯を手にキッチンへと向かった。

コーヒーを片手にテレビを付ける。
今日の天気は晴れ時々くもり、夕方を過ぎると一部雨の降るおそれがありますので今晴れているところでも念のため折りたたみ傘を鞄に入れておくと安心でしょう。
番組終わりの星座占いに、どんな結果でも五分後には忘れているだろう、とわかっていながら耳を傾ける。
コーヒーを飲み干したところでテレビを消し、ソファから立ち上がる。シンク横にカップを置いて洗面所へ向かう。
顔を洗って歯を磨いて、羽織っていたシャツとついでに下着を洗濯機に放り込み、洗剤と柔軟剤を投入していくつかボタンを押す。
裸のまま寝室へ戻り着替えるためにクローゼットを開けた。

二杯目のコーヒーを持ってリビング兼仕事場に腰を落ち着ける。
やりかけの書類をチェックして整理してファイルにまとめる。新しい書類に目を通して、一つずつ処理していく。
途中、冷めたコーヒーを入れ直すためと、トイレのために二回席を離れる。
最後のファイルを留める音と、衣類乾燥終了の通知音がほぼ同時だった。
携帯電話で時刻を確認すると、午後二時を半分過ぎたところ。
ファイルを棚にしまうと、思い出したような空腹感に腹を撫で、財布と携帯電話をポケットに買い物リストを頭に浮かべる。
家を出る前に下駄箱の隅に眠っている折りたたみ傘は見なかったことにした。

ピーマン、赤ピーマン、牛肉、筍の水煮。タマネギが安かったのでまとめ買いしてしまった。重い。明日はカレーにしよう。スーパーの帰りに寄ったコンビニで菓子パンとアイスと緑茶を買って帰宅。
生物を冷蔵庫にしまい適当に昼食をすませた後は洗濯物を畳んだ。タオル、バスタオル、シャツ、カットソー、パーカー、下着、靴下。浴室とクローゼットを回って仕舞っていく。
携帯電話をリビングの充電器につないで、エプロンの紐を結びながらキッチンに立った。
米を研いで、炊飯器にセット。タマネギをスライスして鍋に入れ、乾燥わかめと一緒に鶏ガラスープをお湯に溶く。仕上げにごま油と炒り胡麻少々。野菜と肉をすべて千切りにして炒め下味を付けていく。調味料をいくつか足して味見をする。一つ頷いたところで携帯電話が鳴いた。

もしもし、はい、わかりました。
大丈夫ですよ。
じゃあ、気をつけて。

短い会話を終えて通話を終える。
きゅうりを粗く刻んで、油を切ったツナと軽く合わせる。レタスを敷いた皿にカットしたトマトを並べツナを盛る。ドレッシングをかけるのは食べる直前がいい。
フライパンの中身とスープをそれぞれ盛り付けたら米が炊けた。ざっとしゃもじを入れると炊き立ての香りが甘く広がる。蒸らすために一旦ふたを閉じる。

メインもスープもサラダも、リクエスト通り。冷蔵庫には季節の果物が冷えている。
達成感に目を細める正臣の名前を呼ぶ声がする。
玄関の鍵を閉める音に続いて忙しない足音が聞こえた。エプロンを外して畳みながら、落ち着きのない家主を迎える。

「おかえりなさい、臨也さん」














(傘、忘れていったでしょう)
(雨が降る前に帰りたかったからわざと置いていったんだよ)

るすばんひとり、ゆうはんふたり





○●○●○
一人で食べる食事は手抜きな正臣が書いてて楽しかった。
留守番には慣れたけど、二人で食べるご飯は温かいと思う正臣。
やまもおちもない日常生活。

お題:空をとぶ5つの方法

そんなのうそだ(早坂先生と鷹臣くん)

古倉庫には明かりはなく、埃が喉にからみつく。

縄抜け練習しといて良かったな、と鷹臣は呟いた。
目測で三十人。うち、武器を持っているのが約半数。
見くびられたものだと思う。
東を統一し、西の情報を得るため捕まってみせたが手応えがなさ過ぎる。
ああ、つまらないつまらない。作戦なんか立ててないで正面からトップを引きずりおろしてやれば十分だったのだ。こいつらは用無しだ。もう、帰ろう。そうだ、帰って寝よう。西校を傘下に入れるのは明日でいい。

舌打ちをして立ち上がった鷹臣に、囲んでいた西校の生徒が驚愕した。
最初に飛びかかってきた相手を半歩退いてかわし、半歩戻る勢いで顔面を抉る。

殴る。
蹴る。
殴る。
踏む。
蹴る。

ああ、つまらないつまらない。
起きあがれ、立ち向かってこい。
片手で数えるほどに減った敵の目にはもはや、怯えの色しか見て取れない。
今にも鷹臣が帰るための道を空けようとしそうな空気が漂い、本当に時間の無駄だったと思った。

「おまわりさん、こっちです!」

倉庫の入り口から聞こえた声に背中を押された敵が仲間を置いて裏口を目指した。
ああ、つまらないつまらない。
あんな連中を傘下に入れてもつまらないままなんだろうな。
駆け寄る見慣れた影に、一度深く息を吸い、わざと明るい声を出してみせた。
「いーけないんだいけないんだ。先生が嘘ついちゃいけないんですよ?」

目が笑ってないよ、と見上げる男の方こそ今にも崩れ落ちそうだった。
「だって、警察呼んだなんて嘘だろ? もし捕まったら俺入院させられちゃうって、早坂先生も知ってるでしょ」
暴力の塊の自分をこの男は知っている。そう告げると、男は自分の拳に触れてきた。
「知ってるよ。鷹臣くんが喧嘩に強いのも、たくさん手下がいることも、警察に何回も補導されてるのも知ってるよ。だけど、」
だけど、だけど、と繰り返しながら握りしめた拳の指を解いていく。
両手の指の数だけ、だけどを繰り返して、早坂の指が手のひらに触れた。人を殴ったこともないような手が自分の手を握ってくる。
自分よりも一回り小さい肩が震えた。泣いていると気付いたが、両手を封じられたまま早坂のつむじを見つめるしかない。
「だけど、君が怪我をして帰ってくるまで待っているなんてできなかった!」
「怪我なんてしてない」
「君だって傷ついてる!」
声を荒げる早坂が不思議だった。
喧嘩でなく男に泣かれるなんて、扱いに困る。
ああ、早く帰って寝たい。
仕方がないので両手を預けたまま名前を呼んだ。
「早坂先生」
「こっち見て」
「なんで泣いてるのか教えて?」
女の癇癪を宥めるように、つむじに口づける。
握られた手をそっと握り返す。
「俺は怪我なんてしてないから。泣かないで、早坂先生」
「…嘘をつくな!」
更に強く握られた手のひらが、ちりりと熱い。痛いというほどのものではない。拳を振るう間に己の爪が食い込んでいただけのことだ。
こんなこと自分は慣れているのに、この男はそれだけで泣くのか。自分で付けた傷でさえ。
「鷹臣くん、喧嘩なんてしないで。だって、君の手だって、ほら、ちゃんと傷ついてる。短い爪なのに、こんなに血が出てしまっている。今だって笑ってるのは顔と声だけだ」
やっと顔を上げた早坂は涙を止めていた。赤い目で約束を請うてくる。
「もう、喧嘩しないで」
お願いだから、とつないだ手に込められた力が煩わしかった。
振り払いたかった。
今にも崩れ落ちそうな男から離れたかった。
手を払ってこの場を去ることは簡単なはずだ。
どうして自分はしないのだろう。
なぜ、早坂の耳朶に甘言を紡いで笑いかけているのだろう。
「ごめんな。早坂先生が泣くならもうしないよ。先生に泣かれると俺も悲しいよ」
最後まで聞かずに、早坂は嗚咽を堪えることもせずにまた泣いた。

ああ、早く帰って寝たい。



















○●○●○
ほっとけ先生で早坂先生と鷹臣くん。
ピュアピュアな早坂先生が書きたかっただけのはずが、鷹臣くんがめっちゃ病んでる!
鷹臣くんは必要以上に拳を強く握っているがその理由に気付いているのは早坂先生という捏造。
もはや後悔はしていない。

お題:空をとぶ5つの方法
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